出版社内容情報
〇般若心経とは、科学もほとんどなかった時代に洞察された人間の感覚や思考を表した言葉だ。
〇脳科学者駒野宏人が、かつて非科学的といわれていた精神世界を科学の言葉で説き明かす。
〇本書は、筆者の現時点での脳科学や科学の知識、あるいは、ヨガ・瞑想の体験、そしてコーチングの学びと実践を踏まえて、般若心経を読んでみると「こう見える」という1つの解釈。
〇本書が宗教や精神的なことと現代科学との統合的な理解のきっかけとなれば、また実際に悩みや不安をかかえている読者の心の解放に役立てれば幸いに思います。
内容説明
本書は、筆者の現時点での脳科学や科学の知識、あるいは、ヨガ・瞑想の体験、そしてコーチングの学びと実践を踏まえて、般若心経を読んでみると「こう見える」という1つの解釈。本書が宗教や精神的なことと現代科学との統合的な理解のきっかけとなれば、また実際に悩みや不安をかかえている読者の心の解放に役立てれば幸いに思います。
目次
第1章 世界は物ではなく、出来事からできている―私たちは永遠であり、奇跡的な存在
第2章 生物はそれぞれ異なる出来事を体験している―生物によって世界が異なる
第3章 自分の色眼鏡で出来事を体験している業(カルマ):思い込みの連鎖、遺伝、エピジェネティックス
第4章 気づきによって出来事を変えられる:メタ認知革命
第5章 出来事を超えた世界:涅槃と悟り
第6章 みんなで出来事を変える時代 人のためが自分のためになる時代
第7章 仏教が生まれた時代にない新たな課題 苦しみ・不安は私たちへのギフト(贈り物)
著者等紹介
駒野宏人[コマノヒロト]
北海道大学大学院薬学研究院認知症先進予防・解析学分野客員教授。薬学博士。ブレインフィットネスコーチング主催。一般社団法人「人生100年生き方塾」代表理事。米国認定CTIプロコーチ・米国NLP協会認定NLPトレーナー。東京大学薬学部卒業後、同大学助手、米国スタンフォード大学・ミシガン大学医学部研究員、国立長寿医療研究センター室長、岩手医科大学薬学部神経科学分野教授を歴任。また、大学院の頃よりヨガを始め、現在、認定NPO法人日本YOGA連盟にインストラクター・アドバイザーとして所属。専門の神経科学・脳科学の研究・教育活動以外に、生きがいや意欲を引き出すコーチングやヨガ・瞑想指導も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。