内容説明
事業継続マネジメント(BCM)とは、事故や災害などの影響で事業活動が中断されてしまった場合に、どのような方法で事業再開・継続を果たすかを、平常時のうちに検討し、準備しておくための方法論。本書は、事業継続マネジメントの実務に20年近く携わってきた筆者自身が持つノウハウを、特に中小企業の皆様に自力で取り組んでいただけるように紹介。
目次
第1章 中小企業にこそ必要な「事業継続」の考え方
第2章 まず御社の事業継続の基礎固めをしよう
第3章 事業継続における優先順位を整理しよう
第4章 御社の「事業継続上の弱点」を見極めよう
第5章 弱点をカバーする方策を検討しよう
第6章 検討結果を「事業継続計画」(BCP)にまとめよう
第7章 演習などを通してBCPを改善しよう
著者等紹介
田代邦幸[タシロクニユキ]
合同会社Office SRC代表。自動車メーカー、半導体製造装置メーカー勤務を経て、2005年より株式会社インターリスク総研などのコンサルティングファームにて事業継続マネジメント(BCM)や災害対策などに関するコンサルティングに従事した後、独立して2020年に合同会社Office SRCを設立。引続き同分野のコンサルティングに従事する傍ら、国際的にBCMの普及啓発を進める非営利団体The Business Continuity Institute(BCI)の日本支部事務局としての活動などを通して、BCMの普及啓発にも積極的に取り組んでいる。BCMのプロフェッショナルとしてBCIの最高位の資格であるFellow(FBCI)を日本人で初めて取得したほか、BCIのアジア地域での年次表彰「BCI Asia Awards」を2013年、2018年、2019年に受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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