内容説明
父と八人の弟を殺し、また自身も家人の手にかかる。戦乱に生きた、知られざる生涯。
目次
序章 対決前史、武門の登場(「源」氏の誕生;清和源氏への疑問 ほか)
第1章 義朝の青年期(河内源氏と坂東―頼朝を見捉えて;義朝東国下向の背景 ほか)
第2章 戦いの第一ラウンド―保元の乱(義朝、上洛の頃;摂政藤原忠実の失脚 ほか)
第3章 戦いの第二ラウンド―平治の乱(義朝の不満;日本一の不覚人藤原信頼 ほか)
第4章 源家の復興(義朝を継ぐ者;生き延びた義朝の子供たち ほか)
著者等紹介
宮下玄覇[ミヤシタハルマサ]
1973年生まれ。歴史・茶道研究家・古美術鑑定家。(株)宮帯・(株)宮帯出版社代表取締役社長。幼少期より日本史や甲胄などの古美術に興味を持ち、中学校在学中より日本家系図学会(当時丹羽基二会長)や日本甲胄武具研究保存会などに入会し研究を深める。中央大学在学中より茶道具の勉強を始め、修行ののち茶道具問屋(株)宮帯を設立、その後、(株)宮帯出版社を起こして歴史・甲胄・茶道書などを刊行する。テレビに古美術鑑定家として出演するほか茶道の時代考証も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。