内容説明
龍樹著、鳩摩羅什漢訳の『大智度論』から仏典の説話、物語を抽出し訳出。
目次
禅定の働き
禅定の功徳を讃える偈頌
魔王の三女がブッダの坐禅を妨害しようとした
山の神が女人となって旅の商人の欲望を試す
色欲の炎は人身を焼く
キンナラ女と五百の仙人
大龍となった沙弥
香りへの欲を叱責する
味覚への欲を叱責する
耶輸陀羅の懐妊〔ほか〕
著者等紹介
渡辺章悟[ワタナベショウゴ]
1953年、群馬県生まれ。法政大学(文学部哲学科)卒業。東洋大学大学院(文学研究科・仏教学専攻)、博士課程満期退学。1992年、インド・デリー大学、セント・ステファンズ・カレッジ哲学科客員研究員。1994年、東洋大学文学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。