内容説明
ニセ科学がもたらした光と闇に迫る!ニセ科学は実験結果の捏造、論理の飛躍、バイアスのかかった統計など学会や地位などの権威を悪用して人を騙してきた歴史がある。しかし、太古の昔は宗教と科学・医学・天文学は同居し、ニセ科学と本物の科学は常に共存しながら人類は発展してきたのである。本書では、ニセ科学の歴史や伝承の知恵、科学界における不当な改竄や捏造の例を紹介する。
目次
1 古代・中世の科学
2 近・現代の科学
3 伝承の知恵と迷信
4 食生活の迷信
5 健康の迷信
6 原子炉の現実
7 捏造事件
著者等紹介
齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
名古屋工業大学名誉教授、愛知学院大学客員教授。大学に入学以来50年、化学一筋できた。専門は有機化学から物理化学にわたり、研究テーマは「有機不安定中間体」、「環状付加反応」、「有機光化学」、「有機金属化合物」、「有機電気化学」、「超分子化学」、「有機超伝導体」、「有機半導体」、「有機EL」、「有機色素増感太陽電池」。執筆暦はここ十数年と日は浅いが、出版点数は150冊以上。量子化学から生命化学まで、化学の全領域にわたる。更には金属や毒物の解説、電波メディアで化学物質の解説も行う。化学推理小説もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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