幻の宰相小松帯刀伝

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幻の宰相小松帯刀伝

  • 瀬野富吉/原口泉
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 宮帯出版社(2008/10発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 430p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784863502864
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

出版社内容情報

龍馬の盟友小松帯刀の生涯を詳述した決定版

序 文……………………………………………原口  泉
改訂版を出すにあたって………………………瀬野 冨吉
復刊によせて……………………………………原口  泉
「小松帯刀の功績 明治維新秘史 小松帯刀小伝」発刊のことば
プロローグ 小松帯刀人 吉の災禍を救う
第一章 島津斉彬の功績 明治の国興し第一の功労者
  一 斉彬初のお国入り
  二 肝付尚五郎(小松帯刀)の若き時代
  三 尚五郎の霧島温泉保養
  四 斉彬の軍政改革
  五 小松清猷への期待
  六 斉彬、人材を起用する
  七 斉彬の薫陶
  八 斉彬、尚五郎を小松家の養子に勧める
  九 小松お千賀どの
  十 領地吉利初入りの式
 十一 小松家の名君
 十二 斉彬と西郷の秘密工作
 十三 島津斉彬の葬儀
第二章 小松檜舞台に躍り出る
  一 久光・茂久の抱負
  二 薩摩の誠忠組
  三 桜田門外の変
  四 藩首脳の交替
  五 一石二鳥の名案
  六 隆盛の召還
  七 公武合体の運動
  八 久光上洛と隆盛の流罪
  九 寺田屋の悲劇
  十 勅使警護と生麦事件
 十一 薩摩の若き家老
第三章 薩摩の力
  一 小松の経済政策
  二 天下の豪商浜崎太平次
  三 久光京都守護職を拝命
  四 薩英戦争
  五 会津薩摩による政変と七卿落ち
  六 祇園の名妓お琴
  七 八坂神社奉納相撲
  八 小松・西郷・大久保の協力
  九 池田屋事件
  十 禁門の戦
 十一 小松、朝幕の間に最も重要な人物
 十二 長州征伐と薩摩の対応
 十三 西洋の科学技術の採用
第四章 薩長土の協力
  一 坂本龍馬、勝海舟をねらう
  二 龍馬の恋人お龍さん
  三 龍馬と西郷・小松の出会い
  四 小松、隆盛の結婚媒妁人となる
  五 薩摩の英国留学生
  六 龍馬薩摩にゆく
  七 龍馬、小松の経済政策に驚く
  八 指宿・山川のにぎわい
  九 海援隊生みの親小松帯刀
  十 小松、長州艦船購入に助力
 十一 小松、第二次長征出兵を断る
 十二 小松邸で薩長同盟
 十三 龍馬ピストルで助かる
第五章 龍馬と小松
  一 日本の新婚旅行第一号
  二 龍馬夫妻霧島にゆく
  三 桜島を望む龍馬お龍の像
  四 小松英国公使を招く
  五 小松城代家老となる
  六 日本最初の株式会社と本間郡兵衛の悲劇
  七 雄藩連合策成功せず
  八 小松邸での薩土盟約
第六章 大政奉還
  一 当代一の妙案
  二 討幕の密勅
  三 暗殺団に命をかけて
  四 二条城の大会議
  五 新政府構想
  六 薩長兵を率い京に上る
  七 坂本・中岡刺客に斃る
  八 小御所御前会議の激論
  九 鳥羽・伏見の戦
第七章 初代外交官として
  一 正妻と側室に愛されて
  二 小松徴士参与となる
  三 フランス艦員刺殺事件
  四 英公使行列斬込事件
  五 江戸城無血入城
  六 外債整理にあたる
  七 政治資金・軍事費の借入れ
  八 幻の初代宰相
  九 洋式造船に先鞭
  十 惜別の歌
 十一 範を示す
 十二 功臣の賞典禄
 十三 魂は天に召されて
拾遺 小松帯刀余話
  一 お琴の純愛
  二 吉利小松墓地
  三 今上天皇祭粢料勅使派遣
  四 西郷小松に心服す
  五 小松帯刀の名声
  六 小松帯刀の文藻
  七 将軍慶喜小松を表彰
  八 慶喜の豪傑振りに感嘆
  九 二条城小松論
  十 小松家の由来
 十一 横綱陣幕奉献の石灯籠
あとがき

付録 明治維新の推進者 小松帯刀の功績
一 小松帯刀の若き時代
  1 誕生
  2 少年時代
  3 青年時代
二 藩庁勤務時代
  4 江戸詰と斉彬公の薫陶
  5 小松家を継ぐ
  6 領地吉利の治績
  7 火消隊長・当番頭
  8 名士との親交
三 公武合体推進時代
  9 藩主・国父に認めらる
  10 家老見習となる
  11 勤王党の首領にあげられる
  12 寺田屋事件
  13 公武合体の勅使
  14 生麦事件
四 薩英戦争と和平交渉時代
  15 家老及び諸掛を命ぜらる
  16 薩英戦争と攘夷
  17 池田屋事件と新撰組
  18 皇居警備と禁門の変
  19 朝幕間にあって最も重要な人物に
  20 帯刀への感状加俸
  21 長州征討と薩摩の対応
  22 西洋の科学技術を採り入れる
  23 交易を以って財政をはかる   
  24 留学生の派遣
五 薩長土協力時代
  25 長州の軍艦武器の購入に力を貸す
  26 第二回長征出兵を断る
  27 帯刀の邸で薩長同盟を議す
  28 坂本龍馬を伴って帰る
  29 桂久武の軍政の布達
  30 英公使を鹿児島に招く
  31 英商グラバーと帯刀の協力
六 王政復古推進時代
  32 幕府、 長州再征に失敗
  33 城代家老となる
  34 大和交易コンパニーを創設
  35 薩長土の志士、王政復古を策す
  36 帯刀・西郷・大久保、ら討幕の勅命を請願
  37 討幕の密勅と大政奉還建白書
七 二条城の大政奉還大会議
  38 二条城会議で大政奉還を力説
  39 坂本・中岡暗殺さる
  40 大政奉還の軍上書する
  41 薩摩藩公、討幕軍を率い上洛す
  42 病気にて上京を断念す
  43 小御所会議と王政復古の大号令
  44 日本最初の洋式造船所
  45 鳥羽・伏見の戦
八 参与・外交官時代
  46 明治新政府の発足
  47 参与にあげられ外務を命ぜらる
  48 小松帯刀の外交手腕
  49 フランス艦員斬殺事件
  50 英国公使行列斬込事件
  51 外債整理を命ぜらる
  52 政治・軍事費の借り入れ
  53 玄蕃頭(外務大臣)に任命さる
九 清廉潔白なる人格者
  54 帯刀ら、薩摩藩の改革にあたる
  55 率先して領地・家格を返上
  56 禄位千石を辞退す
  57 遺言書をしたためる
  58 帯刀逝去
十 帯刀余話
  59 小松帯刀余話
  60 私邸で行われた重要秘密会議
  61 馬術の達人
  62 愛妾琴仙子
  63 夫人への愛情あふれる書翰
  64 小松帯刀の功績

明治政府発足当時の公文書
小松帯刀の書簡
追録 坂本龍馬の手記書簡
小松帯刀の主要人脈と略歴
小松帯刀略年譜
坂本龍馬略年譜
小松家系図
小松家近世系図
参考文献

南日本出版文化賞を受賞した幻の名著復刊!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hironobu Takegama

6
読了。原口泉先生の「龍馬を超えた男 小松帯刀」でも出てきた本書を手に取ってみた。作家でも歴史家でもない著者が書いた作品にしては上出来でよく書けていると思った。当時は小松帯刀研究の第1の書であっただろう。 印象に残った言葉で、イギリスの外交官アーネストサトウが『小松は私の知っている日本人の中で、一番魅力ある人物で、家老の家柄だが、そうした階級の人間に似合わず、政治的才能があり態度が優れ、それに友情が厚く、そんな点で人々に傑出していた』との評が小松帯刀の全てを物語っている気がした。2018/04/22

自然堂

1
小松帯刀の過小評価に余程納得がいかないのか、小松の評判や業績をやたら針小棒大に書いているのが玉に瑕。ただ、西郷や坂本龍馬のようなエキセントリックな天才肌ではなかったというだけで実務、調整能力に秀でた傑物であるという点においては疑いようが無い。薩摩藩内において軍事から商工に至る諸事を一手に担い改革し、それが後に雄藩筆頭として幕末の動乱から維新、明治の世にまで常に中心的役割を果たした薩摩とその人脈の活躍の礎となったのが分かる。歴史に埋れた小松の業績を形に残したいという著者の願いは達せられていると思う。2010/03/11

勝みやこ@佐幕派。

0
小松帯刀が好きなのは分かったけど持ち上げすぎのような気がする。実務能力は高かった。ただ、困ったときの小松帯刀、と言うイメージが強い。2013/04/20

nyaboko

0
小松帯刀ファンにオススメしたい一冊。読みやすく年表もついててわかりやすい。ただ創作が入っている点と、執筆されたのがかなり昔なために時代考証にズレがある点に注意が必要。しかしそれらをさっぴいても素晴らしい一冊であることにかわりはないので、小松帯刀クラスタはお布施の意味でも購入してよいかと。

Yuko2

0
伝記小説ということで、人物の会話表現や情景描写が多く、400ページを超えるボリュームながら、とても読みやすいと感じた。帯刀の偉業が良くわかるたいへん充実した内容。2008/12/10

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