出版社内容情報
アイヌとして初めてカムイユカ(ラ)を文字に表した『アイヌ神謡集』の著・訳・編者、知里幸惠。彼女は、病に倒れ19歳で世を去るまでに、多くの日記や手紙を残した。そこに記されるのはアイヌ語を伝える使命と向き合い、家族を案じながら生きた一人の女性の姿。「私は書かねばならぬ、知れる限りを、生の限りを、書かねばならぬ」。筆に命をかけた、秀逸な日記・手紙文学である。初公開の資料を含む、執筆記録の決定版。解説/石村博子
【目次】
日記類
日記帳
出納帳
日誌帳
手紙類
手紙
発信受信記録
資料
『アイヌ神謡集』序
豊栄小学校創立10周年記念祝辞草稿
ノート 買い物メモ・献立・レシピ各種
手帳ウエペケ(レ)
旭川新聞
家系図
地図
年譜
解説・解説 石村博子
内容説明
アイヌとして初めてカムイユカ〓を文字に表した『アイヌ神謡集』の著・訳・編者、知里幸恵。彼女は、病に倒れ19歳で世を去るまでに、多くの日記や手紙を残した。そこに記されるのはアイヌ語を伝える使命と向き合い、家族を案じながら生きた一人の女性の姿。「私は書かねばならぬ、知れる限りを、生の限りを、書かねばならぬ」。筆に命をかけた、秀逸な日記・手紙文学である。初公開の資料を含む、執筆記録の決定版。
目次
日記類(日記帳;出納帳;日誌帳)
手紙類(手紙;発信受信記録)
資料(『アイヌ神謡集』序;豊栄尋常小学校創立一〇周年記念祝辞草稿;ノート 買い物メモ・献立・レシピ各種 ほか)
著者等紹介
知里幸惠[チリユキエ]
1903年、北海道登別生まれ。アイヌで初めてアイヌの物語を文字にした『アイヌ神謡集』の著・訳・編者。13篇のカムイユカ〓のアイヌ語ローマ字表記と和訳を収めるこの著作は、その序文の文学性からも高い評価を受けている。1922年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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