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内容説明
本書は電気材料に関する書籍である。電気機器の主要な部分が導電材料と絶縁材料で構成されていることを考慮し、内容を導電材料と絶縁材料に特化し、導電材料の素材である金属の特性と各種の電線について説明し、超電導材料にも言及した。また、気体、液体、固体絶縁材料について詳述し、耐熱絶縁材料、複合絶縁材料、ポリマーナノコンポジット絶縁材料についても解説した。材料学の基礎である物質の構造についての説明も付け加えた。
目次
第1章 導電材料
第2章 気体絶縁材料
第3章 液体絶縁材料
第4章 固体絶縁材料
第5章 天然固体絶縁材料
第6章 合成高分子絶縁材料
第7章 耐熱絶縁材料
第8章 複合絶縁材料
第9章 ポリマーナノコンポジット
付録 原子の構造と物質の構造
著者等紹介
関井康雄[セキイヤスオ]
1936年生まれ。1965年3月東京大学大学院電気工学専攻修士課程修了。同年4月日立電線株式会社に入社。同社において電気材料の劣化の研究、超高圧架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの開発研究に従事し、500kV架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル、直流架橋ポリエチレンケーブルなどの開発に携わる。同社電線研究所第一部長(管掌送配電)、主管研究長歴任。1994年4月~2007年3月千葉工業大学教授。現在(2019年11月)、一般社団法人電線総合技術センター顧問。工学博士、技術士(電気電子部門)。静電気学会、電気学会上級終身会員、IEEJプロフェッショナル。IEEE(米国電気電子学会)Life Fellow(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。