内容説明
時代の価値観が「マスから個人」、「成長から成熟」へと劇的に変わる時、研究の中身、研究体制は如何にあるべきだろうか。混迷の時代には、「知」の「マネージメント」が重要になる。研究マネージメントが人生のマネージメントになる時代である。鍵は「多様性」とそこから生まれる「創造性」である。本書では多様性や創造性の源泉である研究マネージメントについて論じたい。
目次
1 「モノ」財から「知」財の時代へ(ビジネス環境の変化;技術戦略 ほか)
2 研究とビジネスモデルの変遷(「知」を中心に据えた研究経営;ムーアの法則の衝撃―トレンドビジネス ほか)
3 マネージメントの変遷(マネージメントとは;「知」の変遷に対するマネージメント ほか)
4 人財という経営資源(少子・高齢化時代;人材の育成 ほか)
著者等紹介
武田英次[タケダエイジ]
東京電機大学客員教授、1949年生まれ。東京大学工学部物理工学科修士課程修了。工学博士。日立製作所中央研究所所長、日立製作所情報・通信グループCOO兼エンタープライズサーバ事業部事業部長、日立超LSIシステムズ取締役社長、日立製作所執行役常務研究開発本部長を経て日立総合計画研究所研究顧問他。1983年英国ケンブリッジ大学に客員研究員として留学。2001年から上海交通大学顧問教授。専門は半導体エレクトロニクス。IEEE(米国電気電子学会)フェロー、IEEE Cledo Brunetti Award受賞。第10回応用物理学会業績賞受賞。第33回市村産業賞貢献賞受賞。応用物理学会フェロー、電子通信学会フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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