モノづくり知のすすめ―研究経営というパラダイム

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  • サイズ B6判/ページ数 179p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863450400
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C3034

内容説明

百年に一度と言われる世界大不況の後に来るものは何であろうか。米国一極から多極化、価値観の多様性、と時代は確実に変っている。新興国の台頭によるビジネスモデルの変化、グローバル化による日本の「モノづくり」の空洞化は産業の付加価値を上流にシフトさせ、「技術」を通り越して「研究」そのものに向かわせている。研究から生み出される「研究知」「モノづくり知」そのものの優劣を争う時代が来ている。本書では、研究から生み出された「知」が会社の富の源泉になる「研究経営」というパラダイムについて論じたい。

目次

第1章 研究経営とは
第2章 ビジネスモデルの変遷
第3章 日立の半導体の変遷
第4章 成長路線
第5章 技術経営
第6章 研究とは
第7章 研究と経営
第8章 研究と人生

著者等紹介

武田英次[タケダエイジ]
日立総合計画研究所研究顧問、1949年生まれ。東京大学工学部物理工学科修士課程修了。工学博士。日立製作所中央研究所所長、日立製作所情報・通信グループCOO兼エンタープライズサーバ事業部事業部長、日立超LSIシステムズ取締役社長、日立製作所執行役常務研究開発本部長を経て現職。1983年英国ケンブリッジ大学に客員研究員として留学。2001年から上海交通大学顧問教授。専門は半導体エレクトロニクス。IEEE(米国電気電子学会)フェロー、IEEE Cledo Brunetti Award受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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east

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日立で第一線を張った研究者である筆者の経験を交えたモノづくりに対する意見を記した本。諸所に研究者としての矜持が感じられる。「モノ」から「知」の販売へ、この路線にいかにシフトできるかが今の製造業の課題だと改めて感じる。またマズローの法則技術版が面白かった。 2012/04/29

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