内容説明
「フードバンク」の秘める意味と可能性を、社会のリアルな姿と交差させながら描き出す。「食を通じた社会的つながりの再構築」と「食による新しい未来への提案」
目次
PROLOGUE 高校の居場所カフェ―岡山御津高校“みつカフェ。”
1 フードバンクのディープな世界 多様性と社会的意義
2 成り立ちも活動も個性的な5つのフードバンク 全国食品ロス削減研究会
3 近年のフードバンク食料配布システム 日本版無料フードマーケット(コミュニティパントリー)の食料配布の状況としくみ
4 ネットワーク型フードバンク活動の始まり
5 フードバンクの正体!?あいあいねっとの活動を通して
6 食から変える フードロス問題の背景
著者等紹介
糸山智栄[イトヤマチエ]
1964年生まれ。特定非営利活動法人フードバンク岡山理事長。岡山県学童保育連絡協議会会長、株式会社えくぼ代表取締役
今村主税[イマムラチカラ]
1971年生まれ。博士(工学)。現在、特定非営利活動法人フードバンク山口理事長、山口県立大学国際文化学部情報社会学科准教授
土手政幸[ドテマサユキ]
1967年生まれ。特定非営利活動法人フードバンク香川理事長。仕事(行政)でフードバンクと出会い、2012年から活動を開始、2014年に法人化
難波江任[ナバエツトム]
1960年愛媛県生まれ。特定非営利活動法人eワーク愛媛理事長(えひめフードバンク愛顔代表)。えひめ地域こども食堂ネットワーク共同代表。博士(農学/農業経営学分野/愛媛大学)
原田佳子[ハラダヨシコ]
1952年生まれ。社会福祉法人正仁会フードバンク部門あいあいねっと代表。全国食品ロス削減研究会代表
藤原辰史[フジハラタツシ]
1976年北海道旭川市生まれ。狭路大学人文科学研究所教授。博士(人間・環境学/京都大学)、専門分野/農業史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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