内容説明
性について子どもにどう話せばよいのか、悩んでいる保護者へのメッセージ。タブーとされがちな性の問題に取り組むための実践的な方法を、自閉症児の親ならではの繊細さと経験を交えて紹介!体の変化や生理、男性と女性の問題を別個に解説。公的私的な場所における性行動、性的虐待、性別を超えた指導なども網羅。
目次
第1章 障害が重い人の性をめぐる背景
第2章 性教育のポイント
第3章 男の子と男性
第4章 女の子と女性
第5章 適切な行動
第6章 正しくないことが起きたとき
第7章 ずっと続く将来のために―性の探求は保障されるべき
著者等紹介
レイノルズ,ケイト[レイノルズ,ケイト] [Reynolds,Kate E.]
イギリスの国立衛生局に18年勤め、そのうちの7年は臨床看護師、上級カウンセラー、スタッフの指導者として、エイズや性教育の分野で活躍。2人の自閉症スペクトラム障害の子どもがいるが、その内の1人には発達遅延と知的障害も見られる。性教育や自閉症、発達遅延に関する数々の本をジェシカ・キングズリー出版より出している。研究者、講演者として、保護者や支援者に向けて、幅広く講演活動を行なっている。イギリスのウィルトシェア在住
森由美子[モリユミコ]
福岡市生まれ。聖心女子大学文学部教育学科(心理学専攻)卒業。2002年米国マサチューセッツ州フィッチバーグ・ステート・カレッジ大学院にてカウンセリング心理学の修士号を取得。卒業後、自閉症児・者を専門に教育するインターナショナル・スクール、ボストン東スクールに勤務。IEP(個人別教育プログラム)のコーディネート、異文化交流に関する仕事を経て、現在は同スクールのリサーチ部門に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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