内容説明
本人と共に「本人の世界」を探るパーソン・センタード・ケアの理念・信念にもとづくケアプランニング作成の手引き。認知症をもつ人の身体的、心理的、社会的側面を評価し、焦点を絞って取り組むための実用的なガイドブック!
目次
第1章 パーソン・センタードなケアプランニングとは
第2章 人生歴
第3章 今までの生活スタイルとこれからの生活に望むこと
第4章 性格傾向
第5章 心と体の健康
第6章 何かをする潜在的な能力
第7章 認知能力
第8章 今まさに生きている人生
第9章 パーソン・センタードなケアプランを実行し、見直しをする
ケアプランの書式
著者等紹介
メイ,ヘイゼル[メイ,ヘイゼル] [May,Hazel]
国家(英国)公認作業療法士。多くの認知症ケアサービス提供者や任意団体での臨床家、トレーナー、コンサルタントとして勤務してきている。理念(哲学)とヘルスケア(保健学)修士。現在(2009年)、認知症ケア実践開発コンサルタント、トレーナーとして、ブラッドフォード大学認知症ケア研究グループに勤務
エドワーズ,ポール[エドワーズ,ポール] [Edwards,Paul]
認知症ケア専門の精神科看護師。数年にわたり英国NHS(国民健康保険制度)に勤務し、パーソン・センタード・ケア実践開発に従事。現在(2009年)、ブラッドフォード大学認知症ケア研究グループで認知症ケア実践開発コンサルタント、トレーナーとして勤務。この任務の一環として、様々な組織に、パーソン・センタード・ケアの開発に関する専門的助言を提供し、パーソン・センタード・ケアに関する短期研修コースを実施している
ブルッカー,ドーン[ブルッカー,ドーン] [Brooker,Dawn]
ウースター大学(University of Worcester)認知症学学部長、認知症学教授。認定資格をもつ臨床心理士として、臨床家として、サービス管理者として、研究者として、四半世紀以上にわたり認知症をもつ人たちのケアの質の向上に取り組んできた
水野裕[ミズノユタカ]
静岡県出身。1987年鳥取大学医学部医学科卒業。2001年認知症介護研究・研修大府センター研究部長。2004年一宮市立市民病院今伊勢分院老年精神科部長、2007年同病院診療部長を経て、2008年より社会福祉法人杏嶺会いまいせ心療センター診療部長/認知症センター長、2010年より同副院長/認知症センター長。日本老年精神医学会評議員、日本認知症学会評議員、日本認知症予防学会評議員、日本認知症ケア学会理事。日本成年後見法学会制度改正研究会委員/高次脳機能障害研究委員会委員、日本老年精神医学会社会活動部会運営地域担当委員
中川経子[ナカガワミチコ]
翻訳者、通訳者。ニューヨークのフォーダム大学卒業後、日系企業の米国本社に勤務。中国ハルピン生まれ。2003年以来、パーソン・センタード・ケアに関わる研修、講演の通訳、著作の翻訳にたずさわってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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