内容説明
障害者権利条約の批准(2012年)、ソチ・オリンピック・パラリンピックを契機に障害者施策の大きな変化を背景に、多くの専門家との研究交流、障害児教育・インクルーシブ教育の理論、モスクワでの質的調査から学校現場の実践の変化を見る。
目次
論文(ロシア連邦における障害児教育―現在の課題に対する近年の動向;ロシアから見た自閉症;ヴィゴツキー理論と障害児教育分野の教育基準;ロシアにおける特別教育領域における発達研究と実践に対するヴィゴツキーの影響;ヴィゴツキーの障害児教育論と現代ロシアの教育;ロシアの自閉症研究と実践の現状と可能性)
調査研究(ロシアの障害児教育・インクルーシブ教育の実情と課題―モスクワ・サンクトペテルブルク調査報告(2011~2014年))
文献解題(ユニセフ『世界子供白書2013障がいのある子どもたち』)
著者等紹介
黒田学[クロダマナブ]
立命館大学産業社会学部教授。障害児福祉、地域福祉。1963年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。