内容説明
日本にふさわしいインクルーシブ教育の実現へ問題提起!障がい者制度改革推進会議の「意見」、中央教育審議会「特別委員会報告」(2012年7月)との違い、そのあり方、内容、システムなどさまざまな課題を大胆に論述。
目次
1 インクルーシブ教育への展望(特別支援教育からインクルーシブ教育へ;合理的配慮とインクルーシブ教育;学びの場の連続性とクラスター;地域特別支援教育圏構想の推進―小・中学校の特別支援教育の充実と「交流及び共同学習」を進展させるための方策;特別支援教育の専門性をいかに高めるか―通常学校教師の支援教育スキル向上策)
2 インクルーシブ教育の求める特別支援教育(早期支援と就(修)学指導体制をいかに改革するか
インクルーシブ教育のための通常教育改革
小学校におけるリソースルームと特別支援教育
特別支援教育をベースにした小学校の教育改革―一人ひとりが輝く学校をめざして
小学校における通常学級での特別支援教育
インクルーシブ教育とユニバーサル・デザインの授業づくり
インクルーシブ教育における特別支援学校の改革
インクルージョンと聴覚障害児教育
インクルーシブ教育時代の教員養成)
著者等紹介
渡邉健治[ワタナベケンジ]
1948年生まれ。1979年筑波大学心身障害研究科博士課程中退。1979年重症心身障害児施設指導員を経て、1982年に東京学芸大学に赴任、現在、東京学芸大学特別支援科学講座教授。2004年4月~2008年3月、国立大学法人東京学芸大学理事・副学長。日本教育大学協会特別支援教育研究部門代表、SNE学会理事・編集委員長。専門は障害児教育学、ロシア障害児教育史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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