内容説明
この本は、アメリカのマサチューセッツ州に住んでいる牧純麗ちゃん(12歳)という日本人の女の子が、お兄ちゃんやご両親とともに経験してきたことや、自閉症について感じていることなどをありのままに書いたものです。
目次
生まれた時のこと
アトランタに住んでいたころ
ボストンでの生活
お兄ちゃんのこと
私のこと
お父さんとお母さんへ
著者等紹介
牧純麗[マキスミレ]
1997年7月13日生まれ。現在、アメリカ・マサチューセッツ州のAtlantic Middle School、土曜日にはボストン日本語学校に通っている
森由美子[モリユミコ]
福岡市生まれ。明治学園高等学校、聖心女子大学文学部教育学科(心理学専攻)卒業。1999年、当時13歳の娘を連れて渡米。2002年マサチューセッツ州フイッチバーグ・ステート・カレッジ大学院にてカウンセリング心理学の修士号を取得。卒業後、ボストン東スクールに勤務しIEP(個人別教育プログラム)のコーディネート、異文化間交流に関わる仕事に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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むっちょむ
5
すみれちゃんのけなげさに胸がいっぱいになった。 家族で自閉症のお兄ちゃんを支えていて、お兄ちゃんの事をよく観察していてこんな細かいことにも気がつけるのかぁと感心した。 すみれちゃんの文だけで良かった気がするんだけど、、前後にある偉い先生方であろう、まえがき、あとがき等の解説、、こっちはあまり私には響かなかった。。(やたら長いし、、) こういう本の後に書いてある専門家の解説ってなんか違和感を感じるのは私だけかしら。。。。(その違和感を楽しめるときもあるけど、、)2014/02/02
じゅんた
3
双子の妹が書く、双子の自閉症の兄のこと。お兄ちゃんのせいで我慢する事も沢山あるけれど、お兄ちゃんが大好き、という気持ちが伝わってわ2020/08/29
りり
3
自閉症の兄を持つ、双子の妹の愛を感じました。2012/08/09
あき
0
捕える角度が違うと見方が変わってくる。2009/10/24
きむちゃむ
0
自閉症って自分の殻に閉じこもって社会性が全くないっていうのは自閉症の中の一部。自閉症の方の文章も印象深い。小学生でも読めるよう漢字にふりがなつき。2013/01/25