内容説明
地方分権、市町村合併など、地域経済活性化策が転機を迎え、自立を迫られている小さな“むら”や“まち”。暮らしを守る手だてを模索する集落を元気にするには―先進地事例に学びながら、リーダー育成、農村政策、地方財政、地方自治体の役割といった視点から、むらづくり・まちづくりの取り組みの第一歩を探る。
目次
事例編(動き出したむら―鱒留調査;個性ある先駆者たち―先進地事例)
理論編(地域振興とリーダー育成総論;農村政策と地域振興―人材とコミュニティーのあり方を視点にして;地方環境税の可能性と制度設計をめぐる課題;「三位一体改革」下での地方財政;地域再生における地方公共団体の役割―地域自治組織と基礎自治体の施策;「地域の暮らしを支える協同と福祉」を考える―大宮町「常吉村営百貨店」の事例から;みんなで創る地域と福祉―多様な視点から人間の幸福を考える)
著者等紹介
築山崇[ツキヤマタカシ]
京都府立大学公共政策学部・教授。教育学・社会教育
桂明宏[カツラアキヒロ]
京都府立大学大学院生命環境科学研究科・准教授。農業経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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