若者はなぜヤクザになったのか―暴力団加入要因の研究

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若者はなぜヤクザになったのか―暴力団加入要因の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 313p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784863390577
  • NDC分類 368.5
  • Cコード C1036

内容説明

ヤクザという生き方しかできない/ヤクザという生き方を選んだ人たちは、ひとりの人間としてどのように思い、考え、悩み、生きてきたのか。

目次

1 はじめに
2 過去の諸研究の検討
3 本研究のオリジナリティ―先行研究との異同と本研究の意義
4 調査データと記述の方法
5 調査地点と被調査者
6 調査結果
7 考察―暴力団加入にはたらく諸要因の検討
8 全体的考察―本研究における犯罪学理論の適用可能性
9 結語

著者等紹介

廣末登[ヒロスエノボル]
1970年福岡市生。1997年修猷館高校通信制課程卒業。2001年北九州市立大学法学部卒業。2005年北九州市立大学法学研究科修了。2008年北九州市立大学社会システム研究科・地域社会システム専攻・博士後期課程修了。博士(学術)、専攻は犯罪社会学、刑事政策等。国会議員政策担当秘書、西日本工業大学非常勤講師、専門学校九州テクノカレッジ非常勤講師、熊本大学特任助教を経て、現在、NPO法人市民塾21(北九州市)、特定非営利法人日本キャリア開発協会にCDAとして所属する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

35
若者はなぜヤクザになったのか―暴力団加入要因の研究。廣末登先生の著書。ヤクザになった若者、暴力団に加入した若者が、なぜヤクザになり、なぜ暴力団に加入したのか、具体的な背景について事例とともにわかりやすく説明されています。ヤクザ社会、暴力団社会で成功するには、一般社会で成功するのと同じような才能や努力が求められているように思いました。2018/08/13

てくてく

7
非行に所属集団がどのように影響するのかという感じの卒論と、暴力団に関する卒論を指導する可能性があり、タイトルにひかれて図書館から借りてきた本。映画化されたことがある大阪の元ヤクザの牧師がいる教会に集う元ヤクザに対するインタビューを分析しているところが目新しい。親、育つ場所、学校との親和性などについて、従来は学校でドロップアウトすることで非行ないし暴力団へ、という筋道が描かれがちであることに対して、学校ではお山の大将になれるのでむしろ居心地がよかった人が割といるという指摘が興味深かった。2017/09/12

しお

1
カタギを騙る、極端な回答ばかり出るなど量的調査で十分な調査ができない背景から、被調査者の生活空間で面接を行う形態の質的調査による暴力団加入要因の社会的/個人的要因の検討を行う。暴力団加入までのライフヒストリーを整理し、家庭環境の機能不全、生徒文化の影響、非行集団の存在(社会的要因)、初発型非行、少年期の漠然とした不安、父的機能の組織への希求(個人的要因)などを指摘し、これを社会構造の理論および行為者の理論に照らして検討する。暴力団がある種の層をケアする空間として機能している様子を見ることができなくもない。2020/02/21

ぼのぼの

0
親がいかなる背景事情をもち、かつ、いかなる場所に住んでいるかによって、その親の元に生まれてきた子の人生の根幹部分が、不可避的に決まってしまうという不都合性を再認識しました。2018/10/29

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