内容説明
おまい、自転車でシルクロードを旅してみる気はないか?自転車にも旅行にも興味はなかったが、シルクロードという言葉のカッコよさに惹かれ、安易な気持ちで同行することに。しかし、ここから問題だらけの旅が始まった―。友に誘われるまま7,900km!!スマホなし!ネットなし!昭和ネタ満載。笑って泣ける自転車旅行記。
目次
序
第1章 インドにて
第2章 ネパールにて
第3章 インド再び
第4章 パキスタンにて
第5章 パキスタン再び
第6章 イランにて
第7章 トルコにて
付録・旅の記録
著者等紹介
粟田和博[アワタカズヒロ]
1962年5月、岐阜県多治見市生まれ。多治見北高校~横浜国立大学教育学部国語科。(株)西武百貨店、広告業を経て、社会保険労務士・行政書士事務所WADA‐CHIを開業、運送業に特化した労務管理、価格交渉などのサービスを提供している
福永龍司[フクナガリュウジ]
1963年4月、埼玉県浦和市生まれ。浦和市立高校~日本大学文理学部地理学科。(株)読売旅行、(株)山と渓谷社を経て、(株)セイワ代表取締役。2024年3月、肺がんが見つかり闘病中であるが、相変わらずスキー、サーフィン、テニスに興じる自称「ハッピー教」教祖である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nyanma_t
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30年余り前に、自転車でインドからトルコまで旅した旅行記。30年も前のことを、事細かく記憶して文章にできることに何より驚いた。 ネットもスマホもない時代に言葉も通じない国で旅行を続けるのはなんと大変なことだろう。相棒とトラブルを面白がり、地元の人に助けられて旅を続けていく様子がたくましく、ワクワクした。 病気療養のためいったん帰国したあと、また旅を再開するのもすごいし、せっかく再開したのに、お互いが快適に旅するために、別行動することにしたのもすごい。お互いを信頼しているからこそできる決断だと思った。