内容説明
札幌、名古屋、沼津etc…今や全国230地域で開催される高知発祥の「よさこい祭り」。何が人々を魅了しているのか。その秘密を紐解く!
目次
1 こうしてよさこいは生まれ、全国に広がった(よさこい祭りの誕生と進化;全国に広がるよさこい;なぜ、よさこいは広がったのか)
2 国内最大の交流する祭り、よさこい(高知よさこい祭りの変化;国内最大で交流する祭りに;試練のよさこい系イベント)
3 未来に向かうよさこい(よさこいの魅力を考える、伝える;大学生のよさこい;教育でよさこいを活かす;よさこいのさらなる広がりを)
著者等紹介
川竹大輔[カワタケダイスケ]
昭和44年(1969年)生まれ、高知市出身。朝日新聞記者、三重県津市議会議員を経て、平成12年(2000年)から橋本大二郎高知県知事の特別職秘書、安芸市助役、NPO役員などを務める。平成28年(2016年)から高知大学次世代地域創造センターCOC+推進コーディネータ特任准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maqiso
4
高知のよさこい祭りは阿波踊りを参考にして生まれ、県内で徐々に規模を大きくした。曲や振り付けの自由度が高いため踊り手として参加しやすい。北海道の学生が主導してYOSAKOIソーラン祭りが始まると、大学生などがスタッフとしてイベントを支えたことから、よさこい系イベントが全国各地に広まった。ソーラン系のイベントは審査があり揃った踊りが評価されるなど、本家のよさこい祭りとは少し雰囲気が異なる。2022/12/08
wa
0
面白かった2024/08/13
呑司 ゛クリケット“苅岡
0
徳島県と北海道をつなぐインフルエンサーがよさこいを全国区にした、その歴史を知る本。いかにソーランを巻き込んだか、脱箱物のイベントとして成立させる方法とは、など興味は尽きないが、大本の全国版交流イベントとして盛り上げようとするベクトルに一つの方向性を示唆したことが、成功の要因と分かった。2020/10/06
Hideichi Sekiya
0
隣県である徳島県徳島市の阿波踊りに対抗するために生まれた高知県高知市のよさこいまつり、それが北海道に飛び火、今や阿波踊り発祥地の徳島県とエイサー発祥地の沖縄県を除く全国45都道府県への広がっています。 全国に広がる高速交通網やインターネットによる人や地域のつながりがポイント( ゚Д゚) よさこい好きはみんな仲良しかな❓2020/07/24