内容説明
二〇二四年八月五日、この日株式市場ではブラックマンデー(一九八七年一〇月一九日)を超える大暴落が起きた。史上最高値を付けたばかりの日経平均株価は、実に一日で一時、四七〇〇円近く暴落したのだ。しかしこの株価大暴落は、今後訪れる株式市場大波乱の幕開けにすぎない。というのも、これからまだ株価は上昇し、今回以上の暴落劇を見せることになるためだ。それもこれも、全ては「日本国の破産」が原因なのである。株高からの株価大暴落、円高からの円安、そして国家破産…。これらが、私たちが今後体験する“大激震”なのである。
目次
第1章 日経平均は一〇万円を目指す!(日経平均株価「七〇五四円」VS「六三〇〇万円」;イスラエルのハイパーインフレと国家破産の前兆 ほか)
第2章 戦前のドイツで起きた「恐怖のシナリオ」(“ある種の”インフレと株価の因果関係;インフレが起きる理由 ほか)
第3章 株高の原因は「円の劣化」(実感なき株高―現在の株高の背景とそれが意味すること;上がるべくして上がった「日本株」 ほか)
第4章 株で資産防衛は可能か(「資産防衛」とは何か;通貨は等しく“紙キレ”になる ほか)