内容説明
投資の世界は「天国と地獄」の連続だ。株価の上下で一喜一憂しながら「労多くして益少なし」の日々を送っている人のなんと多いことか。そう、多くの人は短期での利益にこだわりすぎて、長期的な収益を得ることができずにいるのである。今こそ、そんな今までの発想を根本から変え、全く新しい投資戦略を身につける時である。その際、お手本にするのは“オマハの賢人”ことウォーレン・バフェットとその弟子テッド・ウェシュラーだ。彼らの“投資の必勝法”を学び、あなたも効率的に利益を上げることができる「投資の王様」となっていただきたい。
目次
プロローグ オマハの賢人とその弟子に学ぶ驚くべき投資法
第1章 バフェットのすごみ(「投資の王様」は、誰?;「投資の王様」バフェットは、幼い頃からビジネスマン ほか)
第2章 暴落の歴史と教訓―株は下がった時にのみ買え(世界大恐慌とチャップリン;暴落を知りたければ、一般大衆から助言を受けろ ほか)
第3章 投資の哲学と技術―マーケットという戦場で生き残るために(平等にして冷徹な「投資の世界」;浅井が鮮烈に記憶する伝説の相場師たち ほか)
第4章 投資の王様となるために―短期投資は地獄への近道(バフェットの一番弟子、テッド・ウェシュラーのすご腕;どの投資スタイルを選ぶか? ほか)
エピローグ 一年に一度のアイデアの創出と暴落のタイミングの見極め
著者等紹介
浅井隆[アサイタカシ]
経済ジャーナリスト。1954年東京都生まれ。学生時代から経済・社会問題に強い関心を持ち、早稲田大学政治経済学部在学中に環境問題研究会などを主宰。一方で学習塾の経営を手がけ学生ビジネスとして成功を収めるが、思うところあり、一転、海外放浪の旅に出る。帰国後、同校を中退し毎日新聞社に入社。写真記者として世界を股にかける過酷な勤務をこなす傍ら、経済の猛勉強に励みつつ独自の取材、執筆活動を展開する。現代日本の問題点、矛盾点に鋭いメスを入れる斬新な切り口は多数の月刊誌などで高い評価を受け、特に1990年東京株式市場暴落のナゾに迫る取材では一大センセーションを巻き起こす。その後、バブル崩壊後の超円高や平成不況の長期化、金融機関の破綻など数々の経済予測を的中させてベストセラーを多発し、1994年に独立。1996年、従来にないまったく新しい形態の21世紀型情報商社「第二海援隊」を設立し、以後約20年、その経営に携わる一方、精力的に執筆・講演活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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