内容説明
日本の借金が、止めどもなく膨張している。元々、天文学的であった日本の借金は、新型コロナ対策で取り返しのつかない異常な額に到達してしまった。すでに限界に近付いており、そう遠くない将来、この国は破産することだろう。「2026年 日本国破産」シリーズの第一巻である本書、“警告編”では、明治維新や敗戦直後の日本の例を見ながら現在の日本が抱える諸々の問題について考え、国家が破産すると起こるハイパーインフレ、大増税、徳政令、という大惨事を見すえて行きたい。本シリーズを熟読し、未曽有の危機を生き残っていただきたい。「2026年 日本国破産」シリーズ開幕!
目次
プロローグ 目前に迫る“国家破産”という大惨事
第1章 タイタニック号と同じ運命―財務省トップまで「このままでは国が破綻する」と言い始めた(この道は、いつか来た道;「氷山にぶつかる!」 ほか)
第2章 「コロナ・バラマキ」で垂直に上昇し始めた借金―この国はいつまでもつのか(コロナ禍の壮大なばら撒き;慢性的な財政難だった江戸幕府と藩 ほか)
第3章 国家破産の直接のきっかけは何か―台湾有事、世界的インフレ、天災、自然発火(想定される三つの巨大イベント;シナリオ1 海外発のインフレによる「金利上昇圧力」 ほか)
第4章 七〇年前の悲劇―昭和二一年の預金封鎖と財産税(最大九〇%)(風化させてはいけない出来事;終戦―そして悪夢が始まる ほか)
著者等紹介
浅井隆[アサイタカシ]
経済ジャーナリスト。1954年東京都生まれ。学生時代から経済・社会問題に強い関心を持ち、早稲田大学政治経済学部在学中に環境問題研究会などを主宰。一方で学習塾の経営を手がけ学生ビジネスとして成功を収めるが、思うところあり、一転、海外放浪の旅に出る。帰国後、同校を中退し毎日新聞社に入社。写真記者として世界を股にかける過酷な勤務をこなす傍ら、経済の猛勉強に励みつつ独自の取材、執筆活動を展開する。現代日本の問題点、矛盾点に鋭いメスを入れる斬新な切り口は多数の月刊誌などで高い評価を受け、特に1990年東京株式市場暴落のナゾに迫る取材では一大センセーションを巻き起こすその後、バブル崩壊後の超円高や平成不況の長期化、金融機関の破綻など数々の経済予測を的中させてベストセラーを多発し、1994年に独立。1996年、従来にないまったく新しい形態の21世紀型情報商社「第二海援隊」を設立し、以後約20年、その経営に携わる一方、精力的に執筆・講演活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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