内容説明
「新型インフルエンザ発生の危機」が迫っている。世界中で関心が高まっており、専門家は“本当に発生するか”ではなく“いつ起きるか”という段階に達していると警告している。最近では、北海道のサロマ湖畔で見つかったオオハクチョウの死骸から強毒性の鳥インフルエンザ(H5N1型)が検出されている。歴史的に見ても、核戦争、世界恐慌より被害が大きい可能性も言われるパンデミック(感染大爆発)。その正しい知識と具体的な対策を提供し、実際に起こったときにも生き残ることができるための情報を提供する。
目次
第1章 人類VSパンデミックの歴史
第2章 人類史上最悪の疫病―スペイン風邪の脅威
第3章 中国発パンデミックがやって来る!?
第4章 国家プロジェクトとして取り組む必要性
第5章 新型インフルエンザの基礎知識
第6章 パンデミック対策マニュアル
著者等紹介
浅井隆[アサイタカシ]
経済ジャーナリスト。1954年東京都生まれ。学生時代から経済・社会問題に強い関心を持ち、早稲田大学政治経済学部在学中に環境問題研究会などを主宰。一方で学習塾の経営を手がけ学生ビジネスとして成功を収めるが、思うところあり、一転、海外放浪の旅に出る。帰国後、同校を中退し毎日新聞社に入社。写真記者として世界を股に掛ける過酷な勤務をこなす傍ら、経済の猛勉強に励みつつ独自の取材、執筆活動を展開する。現代日本の問題点、矛盾点に鋭いメスを入れる斬新な切り口は多数の月刊誌などで高い評価を受け、特に1990年東京市場暴落のナゾに迫る取材では一大センセーションを巻き起こす。その後、バブル崩壊後の超円高や平成不況の長期化、金融機関の破たんなど数々の経済予測を的中させてベストセラーを多発し、1994年に独立。1996年、従来にないまったく新しい形態の21世紀型情報商社「第二海援隊」を設立し、以後その経営に携わる一方、精力的に執筆・講演活動を続ける。2005年7月、日本を改革・再生するための日本初の会社である「再生日本21」を立ち上げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 偽られた大王の系譜