内容説明
本書の話は、あの「○○ギャル」のような特別な話ではありません。毎年、多くの商業科の高校生が一般入試を受けることなく一流大学へ進学しています。今、高校受験を向かえている中学生やその保護者の方、今、商業科に在籍している高校生の君たちへ、次は君たちの番です。一流大学から難関国家資格の合格まで、君たちには相当なメリットがあることを自覚したほうがいい!
目次
第1章 未来は始まったばかり
第2章 商業高校進学を決めてみた
第3章 商業高校に入学してみた
第4章 一流大学に入学してみた
第5章 公認会計士試験に挑戦してみた
第6章 迷ったときに
著者等紹介
藤本拓也[フジモトタクヤ]
1985年福岡県北九州市生まれ。2004年福岡県立小倉商業高等学校情報処理科卒業。2008年、一橋大学商学部卒業。2010年公認会計士試験論文式に総合7位で合格。現在、資格試験の予備校、ネットスクール株式会社にて講師を務める。高校・大学の7年間、吹奏楽部(吹奏楽団)に所属し、ホルンを担当。趣味は鉄道に乗っての一人旅が中心だが、興味があるものには色々と手を出す多趣味な人間。資格取得も趣味の一環で、現在の仕事には全く関係ないが、気象予報士や1級小型船舶操縦士、国内旅行業務取扱主任者、ITストラテジスト、中国語やアラビア語の検定試験、カラーコーディネーターなども取得している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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siomin
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タイトルそのままの経歴を持つ著者による,商業高校から大学を目指す指南書。商業高校というと進学には不利と思われるが,推薦入試を使えば進学の可能性は高まるし,情処や電卓の使い方を熟知しているので大学での勉学にアドバンテージがある。著者が商業高校時代に一番役立った科目として「ビジネス基礎」と答えたのも興味深い。社会経験のない大学生としたら,手形や見積書は見たことないし,ビジネスマナーも知らない。でも,「ビジネス基礎」には載っているのは大きい。ただ,現在は一橋大学で商業高校枠の入試は無いのは忘れてはいけない。2019/08/20
あらびっくり
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一橋に日商1級を持っていれば推薦入試で入れるチャンスがあるということは初めて知りました。公認会計士の勉強を始めるのは、多くの人が大学に入学してからですので、大学に入学した時点で日商1級の実力があるのは大きなアドバンテージになります。これは、大学側も認識していて多くの私立大学でも似たような制度がありますが、国立大学にまであるということは初耳でした。早慶でも附属あがりで在学中に会計士に合格するような人は、実は高校の時からすでに勉強していたりします。ですので、大学側のこのような対応は納得いくものと感じます。2019/07/28