内容説明
大井川流域の豊かな自然と独自の文化―森林鉄道などの産業施設、電源開発の副産物でもある寸又峡温泉郷、河岸段丘の肥沃な土地と川霧を活かした川根茶畑、旧東海道の川越遺跡など―を観光資源として活用する新しい観光スタイルを紹介しつつ、リバーサイド・ツーリズム(流域観光)の今後を展望する。
目次
1 大井川流域の自然と景観(大井川流域の自然;自然を資源とした産業の歴史とそれが形成する景観)
2 大井川の文化と産業(流域の文化;流域の自然・文化的な観光資源と観光文化の展開)
3 大井川流域における観光実践(流域の自然・文化の活用実践;観光コミュニケーションを通じた自然・文化の呈示の実際;大井川流域における観光実践のこれから)
著者等紹介
安福恵美子[ヤスフクエミコ]
愛知大学地域政策学部教授。専攻は観光社会学・観光文化論
天野景太[アマノケイタ]
大阪市立大学大学院文学研究科アジア都市文化学専攻准教授。専攻は社会学、観光学、都市社会文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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