ヴィレッジブックス
報復ふたたび

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  • サイズ 文庫判/ページ数 485p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784863327955
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

あれから3年―。悪夢のようなキューピッド事件も人々の記憶から薄れつつあった。だがマイアミで事件の起こらぬ日はない。恋人ドミニクとの平穏な暮らしを手に入れた地方検事補C・Jは、その夜も事件発生の報せに叩き起こされた。現場へ急行した彼女を待っていたのは、キューピッド犯を逮捕したチャヴェスの凄惨な死体だった。まさかあの事件のせいで?不安にかられるC・Jに追い討ちをかけるように、当時の関係者が次々と殺されてゆく。悪夢はまだ終わっていなかったのだ!ふたたび追い詰められてゆくC・Jを襲うさらなる恐怖とは?前作を上回る戦慄で迫るジリアン・ホフマン最新作。

著者等紹介

ホフマン,ジリアン[ホフマン,ジリアン][Hoffman,Jilliane P.]
アメリカ、ロングアイランド育ち。セント・ジョンズ大学ロースクール在学中からクイーンズやブルックリンの検事局で検察官としての修業を積み、卒業後はフロリダ州マイアミの検事局で検事補となり、犯罪者引渡/法務課と家庭内暴力課で重罪担当検察官として活躍。その後フロリダの法執行局に移り、地域法務アドバイザーとして、麻薬、殺人、組織犯罪などの複雑な犯罪捜査にあたる特別捜査官に刑事/民事両面で法的助言を与えるかたわら、ジャンニ・ヴェルサーチを射殺した連続殺人犯アンドリュー・クナナンの事件もFBIやCIAとともに調査にあたった。2001年、法執行局を退職、夫と2人の子どもとともにフロリダ州フォート・ローダーデイルに住みながら執筆に専念する。2004年、最初の小説『報復』(ヴィレッジブックス)でデビュー

吉田利子[ヨシダトシコ]
埼玉県生まれ。東京教育大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hit4papa

35
猟奇連続殺人事件に対峙する女性検事補の活躍を描いた『報復』から三年。今度は、事件に関わった警察官らが次々に惨殺されていきます。前作の犯人は刑務所の中ですが、そもそもの証拠の妥当性に疑義が生じ主人公はピンチに陥ります。ゆらいだ正義のために苦悩し、恋人とも仲違いをしてしまうという辛い展開であり、犯人捜しというよりも登場人物たちの内面を際立させた作品です。ただ、こういうかたちの続編は、前作の売れゆきに便乗の感あり好き嫌いが分かれるでしょうね。正義の意味がふたたび問われ最終作へと続くのですが、さすがに飽きました。2018/01/01

ペトロトキシン

12
海外の作品は読み慣れていない。クライマックスで遂に犯人が分かった時も「この人誰だっけ?」と登場人物を確認。確認しても、こんな奴居たかな状態でした。『報復』でバントリンクを刑務所送りにしたC.Jだが、作者は簡単には許してくれなかった。どんだけドSなんだよ。今作品でもエピソードでやっと平穏な日々が訪れるのかと思いきや、驚愕のラストがっっ!!もう許してやってくれ~。でも『報復それから』の主人公はC.Jじゃないみたいです。2013/09/14

じょじょ

6
今回はCJの不安や恐怖心が皆に伝染してると言うか 全体的にパニック状態で書きました。と言う位セカセカ・ソワソワした印象。まだまだ引っ張るみたいだから 続きも読んですっきりしたい。2018/06/24

ぽに

4
途中から予想がついた犯人像ではあったけど、もしかしてこれまだ続くの…?二冊でもおなかいっぱいだったんだけど…そしてもういい加減C.J.を楽にしてあげてー>< 前作が面白かったんだけど、今回は読むのちょっと疲れたかも。一冊一冊が分厚くて濃いので、続きは読むか微妙なところ。機会があれば。2020/08/28

坂城 弥生

2
 なんだかスッキリしない終わり方だった。次作で完結するのかな? 事件のほうが重視されてて、ドミニクとCJの関係の描き方が、ちょっと雑だと思った。2014/12/07

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