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内容説明
ＮＹの出版社で事実調査の仕事をしているソフィは、プレ・ハネムーンでイタリアのヴェローナを訪れた。愛の都とも呼ばれ、『ロミオとジュリエット』の舞台でもあるその街でソフィが出会ったのは、世界中から届く恋の悩みを綴った手紙に返事を書く“ジュリエットの秘書”たち。記者になる夢をもつソフィは、記事を書く参考になればと彼女たちの仕事を見学しているうち、１通の古い手紙を見つける。５０年前に書かれたジュリエット宛の手紙―その内容に心を打たれ、差出人に返事を書くことにしたソフィを待っていたのは、彼女の運命を大きく変えるクレアとの出会いだった…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaoriction@感想は気まぐれに
27
公開時に映画館で観て、ビデオ化されたら即レンタルして、何度となく観ている作品。その世界観を文章でも味わいたくて読んでみた。これは、映像化に勝算あり、かな。映画そのものではあるけれど、どことなく軽い。言葉、翻訳、のせいかな。が、映画を目にできない時に本書を手にすれば、たちまちその世界へ…ではある。未だ邦訳はされていないようだが本書で重要な役割を果たし、実在する〈ジュリエットの秘書〉たちを描いたノンフィクションを読んでみたい。「もしも、あのとき」。人生の永遠のテーマ。結局 私はそのテーマが好きなのだろうな。2016/01/03
月華
3
図書館 映画がよかったと勧められましたが映画の前に本を先に借りてしまいました。なんとなくハーレクイーンの印象でした。今はｅメールでも手紙を受け付けているというあとがきに、時代を感じました。各国の言葉で返事を書いている人たちがすごいなって思ってしまいました。ほかの方も書かれていますが、だいぶあっさりした印象を私も持ちました。映画も見てみたいです。2013/08/23
りさ
3
展開がものすごく早い！最近分厚い本ばかり読んでいたので、少し物足りなく感じたりして。誰かに感情移入する前に終わってしまって、観察者的な読み方になってしまったな。映画観たいです。2012/03/24
N氏
2
タイトルが気になって購入してしまいました。ソフィのヴィクターに感じる違和感は恋愛を経験する上では誰もが一度は経験するハズです。チャーリーがなかなかソフィへの気持ちを素直に認められない部分は子供っぽく見られますが、可愛い一面だと思いました。展開が少し早すぎるように感じたので、もう少し厚い本だったら良かったです。映画の方も是非見てみたいです！2012/03/09
MARI
1
映画が大好きで本購入。 綺麗な言葉を綴れる人になりたいなん 自分の心に正直に生きるだな2023/05/12
