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内容説明
カサンドラ・フレンチ、29歳独身。ハリウッドの映画スタジオの弁護士として働く彼女には誰にも知られてはならない秘密がある。自宅の地下室に3人の男子を監禁し、彼らを完璧な紳士に仕立てる“学校”をつくっているのだ。“学校”でのしつけを日々順調に進める一方、カサンドラはふとしたことから超有名俳優ジェイソンと出会い、セレブな一夜を過ごすことに。だが、いいことは続かない。この出来事が規律正しく営まれていた“学校”の存亡をおびやかす事態を招くことになろうとは…。
著者等紹介
ガルシア,エリック[ガルシア,エリック][Garcia,Eric]
1973年マイアミ生まれ。コーネル大学と南カリフォルニア大学で小説創作と映画学を専攻後、1999年に恐竜探偵ヴィンセント・ルビオを主人公とした『さらば、愛しき鉤爪』で小説家デビュー。現在、妻、娘とともにLAに在住
土屋晃[ツチヤアキラ]
1959年、東京生まれ。慶応義塾大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NOB@つんどく
1
大変愉快なユーモアラブロマンス小説。カサンドラさんが自宅で男の子を3人ほど飼っているけど、できるビジネスウーマンにとっては必要なことだよね!というか些細なことだよね!作品全全体を通して滲み出る静かなる狂気が実にステキだ。2010/12/12
もまちそ
1
カサンドラは正しい、と思う。けど男性がどう思うか興味深いところである。2010/11/20
熊猫
0
http://booklog.jp/edit/1/48633229252013/03/17
ヴィオラ
0
何この「メデタシメデタシ」な感じ(^_^;)ロスに住む、三人の独身女性が主な登場人物。彼女達の、恋と仕事と…拉致と監禁と洗脳(!)の話。これ、主人公が男性だったら、各方面から非難轟々では?主人公に違和感も嫌悪感も持たないのは、被害者の男どもが、どいつもこいつも…な「ダメ夫くん」ばっかりだからか?けっして、僕が教育されたいと思ったワケでは…(^_^;)2011/06/26
wm_09
0
恋と仕事に全力投球のアラサー女子たちの話のはずが。監禁のことに話が及んでも全くトーンが変わらないのが怖い。終盤バタバタした感はないでもないが、妙にいい話になりかけるのが可笑しいのでいいか。(稲)2011/03/29