ヴィレッジブックス
誘惑の手綱を握って〈下〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 351p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784863322899
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ある日、デーモンとフリックは外出中に激しい雷雨に遭遇し、森の中の小屋で一夜を過ごさざるをえなくなった。独身女性が男と外泊したとなれば、よからぬ噂がたつのは避けられない。そこでデーモンは、フリックの名誉を守るためにも彼女との結婚を考えはじめた。しかし、自分の名誉のために愛のない結婚をすることはできないと思うフリックは、彼の求婚をすげなく拒絶する。そんな折、八百長の鍵を握るとおぼしき人物を追って、二人はロンドンへ。そしてフリックはシンスター一族の人々に温かく迎えられ、激しく心を揺さぶられるが…。

著者等紹介

ローレンス,ステファニー[ローレンス,ステファニー][Laurens,Stephanie]
スリランカに生まれて、幼い頃にオーストラリアへ移り住み、大学卒業後、イギリスで科学者として4年間働く。その後、オーストラリアへ戻り、ロマンス小説の創作に着手。1998年にシンスター一族シリーズ第1作『この身を悪魔に捧げて』(ヴィレッジブックス)を発表し、ベストセラー作家としての地位を不動のものとした

山田蘭[ヤマダラン]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

22
「こんな気持ち初めて…」と結構乙女な男子。後半は(彼なりに)かなりがんばって求婚を続けます。そして男子によくあるように、なんだか一歩女子の気持ちに及ばないっていうやつなんだなあ。早々に既成事実を作ってしまったのも仇となり、悶々とする男子が笑えます。舞台はロンドン社交界にうつり、女性がたくさん出てきてほっこり。なんだか自分的にしっくりしないシリーズなんですが、「俺一生ふりまわされるのね」と諦観する男子には笑っちゃいましたよ。2017/10/13

じょう

14
上巻は事件に重きをおいている感じでしたがロンドンに移動してからは添え物程度でした。田舎育ちの年若いヒロインが社交界のしきたりを解らないのは仕方ないんだし、もうちょっと説明してあげとかないと~。2人の気持ちのすれ違いに焦れ焦れしました。このシリーズの続き、どこかからでないでしょうか?2017/02/03

oneoeight

5
今回、ロマンスや結婚したくない理由に不自然さがなかった!!!ヾ(゚Д゚)ノ徐々に高まる想いがイイ♪ しっかり者ヒロインと大人なヒーロー。目指すゴールは同じなのに、そこに至るまでを異なる方法で目指そうとし、すれ違っちゃうH/H。ヒーローが大人としての自覚を持ちすぎてんだよね。楽しいvv 事件は・・・で(笑)ヒーローじゃないけど、ノーコン気味に突っ走るヒロインにイラッだった(。-`ω´-)けど。 でもロマンス的には満足♪ エッチング~?(笑)度☆5、また読みたい度80%2010/11/24

Mrs.涼子

4
面白かった。11才の年の差というよりは、都会モンと田舎モンって感じですれ違う二人がイイ!事件は…確かに・・・。次作ガブリエルもとっても楽しみ。2010/11/29

MOMO

3
まぁ、フリックちゃんの世間知らずで無鉄砲っぷりは下巻になっても健在でしたわ・・・もう、嫌になるくらいに・・・・まぁそんな彼女を、それゆえに愛して、何かあれば追いかけ、時には辛抱強く待っていてくれるデーモン君の大人っぷりが逆に際立ったけどね。それにしてもディロン君にいったいなにが起きたのでしょう?あの変貌ぶりには少々びっくりだったわ・・・2011/01/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/745685
  • ご注意事項

最近チェックした商品