内容説明
“ホリディ連続殺人事件”から約1年。恐怖の記憶も覚めやらぬゴッサムを新たな連続殺人鬼が跋扈する。その名は“ハングマン”。警官ばかりを狙うハングマンの意図とは何か、そして、殺害現場に残されたゲームに隠された秘密とは…。ゴッサムを支配下に置いてきたファルコーネ帝国の黄昏を尻目に、我が物顔で暴れまわるジョーカーら、“フリーク”達。トゥーフェイスとなった盟友ハービー・デントの思い出を胸に、心を鬼にして捜査を進めるバットマンとジム・ゴードン本部長。古き悪と新たな悪、そして正義を求める者達の三つ巴の戦いは、ハングマン事件を軸に思わぬ展開を見せていく。新たな悲劇を呼びながら…。話題作『バットマン:ダークビクトリー』完結編、ここに登場。
著者等紹介
ローブ,ジェフ[ローブ,ジェフ][Loeb,Jeph]
ロサンジェルスを拠点に、脚本家、プロデューサーとして活躍
セイル,ティム[セイル,ティム][Sale,Tim]
『バットマン:ロング・ハロウィーン』『スーパーマン・フォー・オール・シーズンズ』『グレンデル:デビル・チャイルド』『ビリー99』『アマゾン』『デアデビル:イエロー』『スパイダーマン:ブルー』などの作品で知られる。南カリフォルニア在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kazunori Yuki
1
Vol.1のダラダラした展開から想像できない怒涛の展開に読み進める手が止まらない。2023/09/19
kasukade
1
最高です!個人的にはこのダークビクトリーをもってはじめてロングハロウィーンは完結すると解釈してます。トウーフェイスことハービー・デントのケジメの付け方がなんともヴィランらしくもありながらもちゃんとマフィアの撲滅を成し遂げてる。そのかわりヴィラン夜に放たれ混沌はさらに深まるというこの流れは最高です★超名作!2015/03/29
ノロヒトシ
1
バットマンの登場と同時期に起こる悪人達の世代交代劇。古くから町を仕切っていたマフィアが一掃されたものの、替りに台頭してきた仮装の異常者は損得関係なしに人をぶっ殺していく。犯罪者の生態系が崩れたことで、より世界が狂った方向へと向かっていく、というのが逆説的で面白い。2014/11/02
とろっこ
1
ロングハロウィーンの続編的な立ち位置です。ミステリっぽいストーリーなのはロングハロウィーンと同じですがこちらのほうが好きですね。2012/08/25
偽教授
0
ちゃんとミステリしてるのがすごい2014/01/05