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内容説明
アメリカの田舎町に住む女性マッケイラは、アイルランドに留学中の姉が何者かに惨殺されたため、ダブリンへ飛んだ。そして書店を経営する謎めいた男バロンズと出会い、驚くべき事実を知る。それは、ダブリンには人間になりすました邪悪な妖精たちが徘徊していることと、マッケイラには妖精の真の姿が見える特殊な能力が備わっていたこと。姉の死にも妖精が関係しているらしい。姉の無念を晴らすには、マッケイラと同じ能力を持つバロンズに協力して、妖精たちと戦うしかなかった…。全米を席巻した話題騒然のロマンティック・ファンタジーいよいよ登場。
著者等紹介
モニング,カレン・マリー[モニング,カレンマリー][Moning,Karen Marie]
1964年、オハイオ州シンシナティに生まれる。インディアナ州のパデュー大学卒。ハイランダー・シリーズによってベストセラー作家の地位を築く
柿沼瑛子[カキヌマエイコ]
神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こばまり
38
パラノーマルロマンスかと思いきや、むしろダークファンタジーなのでした。中盤より己のロマンススイッチはOFFして読了。次々と現れる異形の者たちはスクリーミングマッドジョージさんに製作を依頼したいです。2015/02/25
ちはや
11
再読。そうか、この1巻が発売されてからもう10年経つのか。ロマンス始まらないロマンス小説(だよね?笑)。人より妖精や悪妖精などが多く出てきてるんじゃないかな。マック(ヒロイン)は探知機さながら、バロンズ(ヒーローのはず)にこき使われ、あしらわれ、たまに手当もしてもらったり。ロマンス生まれそうなんだけどなぁ。残念ながら1巻ではそういったことは始まらない。そして、このシリーズ5冊出るはずなのに、翻訳は4冊で止まってる。続き出ないのかしら?あと1冊で一区切りなのよー2018/10/27
ショコラテ
9
マックがいつまでも現実を直視しないでウダウダ言ってるのにイラッと来ましたが、残り1/3になって怒涛の展開。うんうん、やっぱり強い女はいいね!シリーズものらしく、この巻ではまったく謎が回収されないので、消化不良感アリ。続きは出るのだろうか?全体的にダークで陰惨なシーンも多いので、美しい妖精とのロマンスを期待する向きにはお勧めできません。2010/10/30
francois
3
物語的には非常に面白かったですが ほとんどロマンス要素なしにはびっくり。今回のヒーローは冷たくて謎だらけでそれがまた面白い!ロマンス小説と思って読んではだめですね。今後どんな風に展開していくのか非常に気になるところ。ヒロインはどんどん強くなっていくのかな?2010/01/04
romance_holic
2
ハイランドシリーズのファンのかたが、ロマンスを期待してこの作品を読むと、がっかりするかもしれません。今後はわかりませんが、今作ではほとんどロマンス色はありません。モニングのダークな面が思いっきり押し出され、アイルランド版妖怪の闊歩する遠野物語みたいな感じ。ロマンスを期待しないで読めば、密度が濃くとても読み応えあります。5部作予定ということで、序章といった位置づけではという印象でした。 ローレル・K・ハミルトンの「メリー・ジェントリー輝ける王女の帰還」の世界観がお好きな方にはオススメ。2009/09/02
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