内容説明
講話が大人気の現役住職が書いた、続々と感涙の声が寄せられる15の短編集。月刊誌『PHP』連載で大好評を博し、「ただ、ただ、涙してしまいました。心洗われる思いです。」(60代女性)/「生きる力を与えられた気がします。」(70代男性)/「大切に手元に置き、忘れたころに何度も読み返しています。」(40代女性)といった声が多く寄せられる、15の名作を書籍化しました。本書で描かれる15人の主人公は、みなそれぞれに夢や願いを持っています。しかし、全員が挫折を経験し、人生に絶望する者もあらわれます。ただし、主人公たちは勝てないまでも、絶対に負けません。「家族・愛する人との絆」をよりどころにして、倒れても立ち上がります。そして、再び現実に立ち向かっていくのです。日常生活を送っていると、仕事、人間関係、家族などの様々な問題や不安を覚えるようなことが起こります。そんなとき、1話を10分程度で読むことができ、思い立ったときにいつでもどこでも読める本書を読み、少し心を落ち着け、立ち向かう勇気をおこしてみませんか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
178
これは・・この15編はきっと元になる実体験の方がいるのかもしれないなぁと思いつつ読んだ。確かに胸に響く話はあった。が、これだけ並ぶとちょっとあざとさも感じる捻くれ者の自分がいたのも事実。『どんなときも、明るく、希望を持って歩んでいってね』とあるが、明るく無くたっていい。希望なんて考えなくてもいい。ただ毎日生きられたらそれだけで充分尊いんだよとも思うのだ。2018/11/26
あーい
3
いろんな人の人生がぎゅっとつまった短編15作。思ったより読みやすかったし主役級じゃない人メインの話も多くてそれぞれの人生があるよなとしみじみ考えさせられた。2019/07/03
文々
0
タイトルの通り、心がスーッと澄み渡り、温かくなり、感動した。優しく素直な気持ちになれる1冊。とてもとても良い本だった。家族のために定年まで誠実に働いたり、会社が倒産して生活が苦しくなって笑えなくなっても、なんとか持ち直してまた立ち上がって夢を追いかけたりと良い人間味がとても溢れていた。多くの人に読んでもらいたい。きっと大勢の人の心を救ってくれる本になると思う。私も辛いことがあった時に是非、何度も読みたいと思う。2021/07/13
みやび
0
☆12018/12/18
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- 電子書籍
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