- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 海外文学
- > villagebooks
内容説明
ホノーリアたちの懸命の介抱もむなしく、トリィは息を引き取った。デヴィルは、かならず殺人犯を見つけ出してトリィのかたきを討つと、固く誓う。もうひとつ、彼が心に決めたのは、出会った瞬間に強く惹かれてしまったホノーリアを自分の妻にすることだった。否応なくデヴィルの屋敷に連れてこられたホノーリアは、誰とも絶対に結婚しないと宣言する一方で、気の毒なトリィを殺した犯人を突き止めるため、デヴィルと行動をともにする決意を固めた…。アメリカですでに十数作発表されている大人気のヒストリカル・ロマンス・シリーズ、いよいよ日本上陸。
著者等紹介
ローレンス,ステファニー[ローレンス,ステファニー][Laurens,Stephanie]
スリランカに生まれて、幼い頃にオーストラリアへ移り住み、大学卒業後、イギリスで科学者として4年間働く。その後、オーストラリアへ戻り、ロマンス小説の創作に着手。1998年に『この身を悪魔に捧げて』を発表して、ベストセラー作家としての地位を不動のものとした
法村里絵[ノリムラリエ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ち~
17
デヴィルの猛アタックをはねつけ翻弄し続けていたが、過去の両親と幼い弟妹を亡くした辛い気持ちにも整理がつき、満を持してプロポーズを受けたホノーリア。上巻でのフラストレーションを発散するかのようなアツイ2人。だが、依然トリィの殺人犯は不明のまま。しかもデヴィルまで暗殺されそうになる。上巻でほぼ、犯人はこの人やろな〜と思っていたので、サスペンス的にはさほど盛り上がらないが、デヴィルの俺様度と、それに対抗できるホノーリアの肝っ玉がおもしろかった。そして、魅力的なシンスター一族。続きも読んでみたいな。2019/12/10
じょう
14
上巻ではヒーローがかなり強引にだったのに下巻では突然攻守入れ替わる感じで始まります。上巻はヒーローの言葉がドキドキさせるのですが、下巻は二人のHotシーンで盛り上げようという感じなのかな。上下別れずに一気に読ませた方が良かった気もするけど、分厚くなるから読んでて手がダルくなっちゃうのかな~と。続けて「狼とワルツを」を読みます♪♪♪2017/01/14
veri
8
うん。犯人はわかってた←デヴィルさんがやっぱりホノーリアちゃんには勝てませんでしたね。意地っ張りどうしだったのでどうなることやらと思ったものの、案外あっさりまとまってたww話は面白かったのだけど、どうも文章が読みにくくてなかなかのめり込めなかったかも。でもヴェーンがきになるのでまた続き読むぞー2016/06/16
アネム
7
★★★★★シンスター一族1 長い間、読む気になれず積読本だったのを、読んでみたら面白かった。2018/01/19
ささじゅん
3
DEVIL'S BRIDE デヴィル&ホノーリア ☆3.5 上巻が面白くて下巻はまあまあ。 傲慢で横柄で征服者たれと育てられた放蕩者の公爵が「身も心も魂もすっかり納得したうえで関係を持ちたい」と乙女のような決意を持って誘惑に耐えるのは面白かったです。 ラブシーンはちょっと長めでくどいかな。 上下に分ける必要はなかった。 最初からシリーズ化満々で兄弟従兄弟があと5人いるんですが、多分読まないかなー。2015/06/03