目次
1 日本映画の巨匠たちの「不在」―戦前、戦中、そして冷戦時代(戦前の黎明期;戦中の日本映画との不幸な出会い;冷戦時代と日本独立プロ作品の対中輸出)
2 中国の改革開放政策と日本映画の絶大な影響(第四世代監督と日本映画の出会い;第五世代監督にとっての日本映画;第六世代監督と日本映画との多様な関係性)
3 今、日中映画の最前線(北野武の「暴力美学」と「冷面喜劇」;岩井俊二監督と中国の青春映画;「是枝裕和的」なものとは何か;宮崎駿から新海誠へ)
附録 中国における日本映画の上映事情
著者等紹介
劉文兵[リュウブンペイ]
1967年中国山東省生まれ。大阪大学言語文化研究科専任教員。東京大学大学院総合研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程修了。博士(学術)。日本映画ペンクラブ賞奨励賞受賞(2015)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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