出版社内容情報
ハトは、益鳥か、それとも害鳥か。
知っているようで知らないハトの生態を120点の写真とともに紹介。
ハトは――
・鳩乳(ピジョンミルク)で雛を育てる
・巣づくりの場所は雌が決める
・独特の繁殖戦略をもっている
八幡神の使い、平和の象徴として崇められ、伝書鳩として人の暮らしに重宝されてきた反面、食害や糞害をもたらしている鳥でもある。
本書は、この最も身近な鳥の生態観察の記録であり、人との関係をたどった〈ハト史〉でもある。
? キジバト
営巣場所は雄が探し、雌が決める/抱卵は雌雄交替で/雄も乳を与える/鳩乳(ピジョンミルク)/食性と食害
? アオバト
幻の巣を発見/ハト類の塩分摂取
? ドバト
日本への移入/鍾乳洞に巣くう/ドバト公害/伝書鳩/孔雀鳩/稲田でハシボソガラスに襲われる/ハイタカに急襲される
? いろいろなハト類
やはりいたカラスバト/熊本市動植物園のハト類
? ハト類と人間
「鳩」の地名/八幡神の使い/平和の象徴/人間が絶滅させたハト類三種/鳩を描いた傑作
大田 眞也[オオタ シンヤ]
著・文・その他
内容説明
八幡神の使い、平和の象徴として崇められ、伝書鳩として人の暮らしに重宝されてきた反面、食害や糞害をもたらしている鳥でもある。本書は、この最も身近な鳥の生態観察の記録であり人との関係をたどった“ハト史”でもある。写真120点を収録。
目次
1 キジバト(チョウゲンボウに擬態?!;東洋の鳩 ほか)
2 アオバト(幻の巣を発見;ハト類の塩分摂取 ほか)
3 ドバト(ドバトとは;日本への移入 ほか)
4 いろいろなハト類(マレーシア・サバ州で見たハト類;ホテルのベランダにズアカアオバトが ほか)
5 ハト類と人間(ハト類についての分類史;ハト(鳩・鴿)の語源と字源 ほか)
著者等紹介
大田眞也[オオタシンヤ]
1941年、熊本市生まれ。長年にわたり、さまざまな野鳥の生態観察と文化誌研究を続けている。日本鳥類保護連盟会員、日本自然保護協会会員、日本鳥学会会員、日本野鳥の会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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