内容説明
判事の眼がとらえた“昭和”の世相がよみがえる。鉄道とともに生きた自らの体験をもとに、戦前から戦中・戦後を回想、さらに未来まで展望する。鉄道からみた貴重な昭和史。
目次
第1列車 昭和生まれの電車少年(チンチン電車と小学生;郊外電車でお出かけ ほか)
第2列車 敗戦を生きた鉄道学徒(戦争トンネルの中へ;軍国日本の終点 ほか)
第3列車 乗り歩きの汽車ポッポ判事(足尾線のショック;遅れたブルートレイン ほか)
第4列車 走り続けるトラムのおじさん(終着駅から旅立つ;車社会のお年寄り ほか)
著者等紹介
ゆたかはじめ[ユタカハジメ]
1928年東京生まれ。エッセイスト。最高裁調査官、最高裁経理局主計課長・同総務課長、東京地裁判事、那覇地裁所長、宇都宮家裁所長、東京高裁判事、福岡高裁長官などを勤めた。全国の鉄道を完乗している。1993年、東京高裁長官を定年退官後沖縄に移住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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