内容説明
田んぼに飛来する鳥170余種の観察記。鳥たちは田んぼで何をしているのか。人はどのように鳥たちと交流してきたのか。営々と築かれてきた豊かな自然=田んぼの存在価値を鳥の眼で見たフィールドノート。
目次
1 四季の鳥(春(ヒバリ、ケリ、タマシギほか)
夏(サギ類、ツバメ、ヒクイナほか)
秋(スズメ、ドバト、バン、カルガモほか) ほか)
2 鳥と人間(水鳥;陸鳥)
3 田んぼの生物多様性(日本は本来水鳥の楽園;海面干拓と鳥類相の変遷;横島干拓では(干拓工事の遅れが水鳥の楽園に/カモ猟場から鳥獣保護区へ/入植によるカモ駆除) ほか)
著者等紹介
大田眞也[オオタシンヤ]
1941年、熊本市生まれ。長年にわたり、さまざまな野鳥の生態観察とその記録撮影、および野鳥の文化誌研究を続けている。日本鳥類保護連盟専門委員、日本自然保護協会の自然観察指導員、日本鳥学会会員、日本野鳥の会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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