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内容説明
病院経営改善を達成した、全職員での最新医療情勢をふまえた実践的取組。
目次
第1章 各地の病院での講演会の軌跡
第2章 松阪市民病院の概要と11年連続黒字の状況
第3章 経営改善の具体的取り組み(1)―DPCの原点に戻って考えよう
第4章 経営改善の具体的取り組み(2)―診療報酬制度の正しい理解と実践
第5章 「落ち穂拾い作戦」はやわかり講座の紹介
第6章 「病院経営戦略セミナー」の紹介
第7章 「病院機能向上委員会」の紹介
第8章 病院における原価計算の必要性
第9章 当院の医師人事評価制度の導入と課題
第10章 アンケート調査結果の報告
著者等紹介
世古口務[セコグチツトム]
昭和22年8月26日三重県伊勢市生まれ。昭和47年3月三重県立大学医学部卒業。昭和47年5月~昭和49年6月30日市立伊勢総合病院研修医。昭和49年7月1日~昭和61年3月31日三重大学医学部付属病院勤務、医局長、兼講師。昭和61年4月1日~平成6年3月31日市立伊勢総合病院外科医長。平成6年4月1日~平成9年3月31日市立伊勢総合病院副院長。平成9年4月1日~平成16年3月31日市立伊勢総合病院院長(49歳)。平成16年4月1日伊勢市病院事業管理者兼院長。平成20年3月31日同退職(任期途中)。平成20年4月1日松阪市民病院診療部経営担当。平成21年6月東海コンソーシアム代表世話人。平成22年4月1日松阪市民病院総合企画室副室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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とある内科医
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それなりの歳になってきたので、少しは病院経営の学びを。落ち穂拾いのように管理料・指導料を加算すること、それにより経営のみならず医療の質が改善するとの趣旨と読み取った。患者数を増やさずとも経営改善は達成できるとのメッセージ。最後に医師人事評価制度の導入について…一般の会社でも同じだろうが、能力や態度に課題のある方はいる。院内外ともに言外に伝わるので、「皆わかっている」のだが、そのことと公平感のある処遇をつくることの間には高い壁がありそう。結局は患者さんのために働くのですが、評価を得るためではなくて。2022/12/28