内容説明
わたしたちは、聖書と時代からの問いかけにどのように応えるか。信仰の航路を導く灯台。
目次
序 神の民としての信徒の生活
第1章 神の民として教会に生きる
第2章 神の民としてひとりで生きる
第3章 神の民として家庭に生きる
第4章 神の民として社会に生きる
第5章 神の民として世界に生きる
第6章 日本キリスト改革派教会小史
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころりん
1
「…この教会を大きな教派にしようなどとは考えてはいなかった。一人ひとりの信徒が着実に成長していき、いったん洗礼を受けたなら、牧師・長老・執事、あるいは責任ある信徒となって、確実に教会を支えていく。そのための信仰教育を教会が丁寧に施していく。そのことだけを考えていました。」(岡田稔、1969年版) 大改訂して、多岐にわたる現代の問題に言及。「…ではないでしょうか」調が多いのも、課題のデリケートさを忘れないからでしょう。しかし、初版に寄せた岡田氏の精神を引き継ごうという積極的な意志と提言に、励まされます。2015/03/31