内容説明
はじめでもどこか懐かしい不思議の国、ポルトガル。素朴でのんびりした雰囲気が心地いいポルトガル。リスボンやポルトを訪れたらぜひ立ち寄ってほしいスポット、ポルトガルのおいしいものやかわいいものを集めました。個性豊かな地方の町や村の魅力もお届け。
目次
リスボン街歩き(下町の風情と歴史を刻む町リスボン;路面電車28番線に乗って ほか)
ポルトガルのおいしいもの(体に、心にやさしいポルトガル料理;食事を楽しむために知っておきたいこと ほか)
ポルトガルで見つけたかわいいもの(ときをこえ街を彩る、魅惑のアズレージョ;ポルトガルの手づくりをもとめて ほか)
ポルト、ポルトガル各地をめぐる(優美な風情漂う北の都ポルト;ドウロ川の宝石、ポートワインに酔う ほか)
著者等紹介
矢野有貴見[ヤノユキミ]
青森県生まれ。文化服装学院アパレルデザイン科卒業。和装品のデザイン、古美術店勤務などのかたわら海外旅行に行きはじめ、ポルトガルに興味をもつようになる。2007年ごろより夫のポルトガル紹介サイト「Ola!Portugal」で、ポルトガルの民芸の紹介をはじめる。ポルトガルの各地をまわって集めた民芸・雑貨のネットショップ「アンドリーニャ」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
74
旅行のガイドマップとしてだけではなく、ポルトガルの歴史から、日本との違いで戸惑わないための注意点、これは知っておくと便利という単語、ホテルのランクの細やかな違いなども掲載されているので、ビジネス的旅本に非ずな丁寧さにポルトガルへの愛情をとても感じて、ますます行ってみたくなる。馬蹄型をしたマヌエル様式の入り口が美しいロシオ駅。街の其処此処にある美麗なアズレージョ。バラ窓のカテドラルや壮麗なアーケード。古くからの歴史の重なりを大切にした街並みが感動的。(⇒)2020/06/15
ぶんこ
41
何気なく、期待もせずに読み始めた本でしたが、これはお得。凄く良かったです。主にリスボン、ちょっとだけポルト、もっとチョット地方都市なので、物足りなさもありますが、写真も豊富、説明充分で沢山メモしました。 ポルトのレロ書店、コインブラ大学の図書館目当てのポルトガルでしたが、他にも興味が拡散。何処が?と言うよりは、ポルトガルの雰囲気に魅了されたようです。 著者がポルトガルを愛しているのがビンビン伝わってきましたが、押し付けがましくなく節度がある点も高感度大でした。2015/08/14
みち
32
ポルトガルへ行く飛行機の中で読んでみた。写真もとてもきれいで、ガイドブックというよりもポルトガル愛にあふれたエッセイのような本だった。この本のおかげで、旅行が何倍も楽しいものになった。2015/12/18
P太郎 ̄(=∵=) ̄
17
街はシックで美しく、シャイで親切な国民、美味しいごはんとおやつ…最高です。マヌエル様式の美しいロシオ駅、ロシオ広場のまわりは老舗カフェやホテル、石畳は白黒の波模様。そこから地方へ行くと、土地柄をあらわす魚や水玉の石畳になったりと楽しい。ソッパ(スープ)は細かくカットしたトマトときゅうりがたっぷり。エビや魚介類のカタプラーナは旨みが凄そう。世界一美しい本屋リヴラリア・レロ・イ・イルマォンや、レトロかわいいお菓子の包み紙、缶もたまらない。行ったら帰ってこられるか心配なほど魅力的。2022/05/08
けん
11
★3.5 おすすめ。 食べて、泊まって、歩いて、撮って、書いて。ひとりで何役もこなして大変そうだけど、著者は本当にポルトガル好きなんだなって感じ。2018/10/08
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