内容説明
小さな町には「物語」がある。欧州の知識人がこぞって訪れたイタリアの“ラベッロ”。チェコの“チェスキー・クルムロフ”は、町全体が美術館。ティンバーフレームの建物が美しい独“フリッツラー”。ダリが愛した“カダケス”、シャガールの“サン=ポール”。文化、歴史、芸術に触れる世界80の町。
目次
1 北欧・中欧1(ローロス(ノルウェー)
ビスビュー(スウェーデン) ほか)
2 南欧・中欧2(ディナン(フランス)
ロカマドゥール(フランス) ほか)
3 アジア・中東・アフリカ(ウチヒサル(トルコ)
シバーム(イエメン) ほか)
4 米州・豪州(ルーネンバーグ(カナダ)
ファーンデール(米国) ほか)
著者等紹介
パーチ,パオロ[パーチ,パオロ] [Paci,Paolo]
1959年ミラノ生まれ。91年からジャーナリストとして活躍し、92年に月刊誌『ウィークエンド・ビアッジ』の編集長。その後デザインも手がけるようになり、月刊誌『ビアッジ・エ・サポーリ』を創刊。2006年からは『VSビアッジャーレ・スコプリーレ』に加わり、09年に編集主幹
藤井留美[フジイルミ]
翻訳家。上智大学外国語学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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るぴん
14
図書館本。あまりメジャーな観光地ではない、世界中の美しい町を紹介した本。赤い屋根と石畳のヨーロッパの町並み。真っ白な壁と青い海のコントラストが美しい地中海沿岸の町。砂地にできた町は土造りの家が多く、アジアの町は豊かな土壌と同色の木造の建物で、どこか懐かしい。どの町も観光地化されておらず、素朴な印象が素敵。地中海沿岸の町はいつか行ってみたいな〜(ღˇ◡ˇ)♡2014/11/16
DEE
12
どこにあるかはもちろん、名前さえ初めて聞くような世界中の小さな町。 世界は広いなとつくづく思う。 ちなみに日本からは岐阜の合掌造りの町が出ている。2021/06/21
fu-min
9
分厚い本でたくさんの素敵な町があったが、行ったのはチェコのチェスキー・クルムロフだけ、もっと行ってみたい。 2016/03/26
ジュースの素
8
ナショジオの分厚い立派な本。 美しい個性的な町や村がたくさんあるんだなぁ。テレビや本で割に見慣れている欧米諸国の場所より途上国と言われる国の方が遥かに目を見張る所がある。中国の名も知らぬ村のたたずまいや、インド最西の町など行きたい場所がまた増えてしまう。しかし、観光客の増加で崩れたり湿気が多くなってダメになる箇所がたくさんあると言う。残念!!2019/12/30
あひる
2
小さい町並みなのに映画で使われそうな感じが素敵。2021/04/30