深海の女王がゆく―水深一〇〇〇メートルに見たもうひとつの地球

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深海の女王がゆく―水深一〇〇〇メートルに見たもうひとつの地球

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  • サイズ B6判/ページ数 93p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863131187
  • NDC分類 452.04
  • Cコード C0025

内容説明

できるなら、いつまでも海に潜り続けていたい…。「深海の女王陛下」の異名をとるシルビア・アール。自ら海に潜っての調査をモットーとし、「地球のヒーロー」と米タイム誌が讃えた海洋学者が海の魅力と、地球がいま直面する危機を伝える。独占インタビューを収録。

目次

深海の女王がゆくDive!(そもそもの始まり;目と目が合う;もっと深く;もっと長く;夢の潜水艇;海を守る)
深海の女王への7つの質問(海には今、どんな方法でどのぐらいの深さまで潜れるのでしょうか?;海についてはこれまでに、どのぐらいのことがわかっているのですか?;なぜ、海を守らなければいけないのですか?;海には今、どんな問題がありますか?;海はどうしたら守ることができるのでしょう?;わたしたち一人ひとりは、何ができるのですか?;島国に暮らす日本人は、どう海に接すればいいでしょうか?)

著者等紹介

アール,シルビア・A.[アール,シルビアA.][Earle,Sylvia A.]
1935年米国ニュージャージー州生まれ。海洋探検家、海洋学者で、米ナショナルジオグラフィック協会付き研究者。ニューヨーク・タイムズ紙から「深海の女王陛下」「チョウザメ将軍」などのニックネームを与えられ、1998年にはタイム誌の「地球のヒーロー」に選ばれた。海洋生態系調査における第一人者として総計6500時間以上におよぶ70回以上の潜水遠征をし、水深1000メートルでの単独潜水を含むさまざまな潜水歴を持つ

伯耆友子[ホウキトモコ]
津田塾大学卒。出版社に勤務し、翻訳、編集などに携わった後、現在はフリーで翻訳活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃちゃ

8
今日び,深海でもプラスチックゴミが落ちてると言われると,なんだかトホホ・・・。そんなことではいかん!2010/09/11

メイロング

4
子ども向けだが手は抜いてない。専門的でありながら、訴えかけることが明確で具体的。力の入れ具合が実に絶妙で、センスを感じる。後半の一問一答も、日本の海域に詳しくて、ちゃんと日本向けの受け答えにローカライズされている。慣れてるなあ。ただ、あまりにきれい事ばかり続くので、これ以上に本が厚かったら退屈になるかもしれない。2010/08/19

わらび

1
網で引き上げられたサンプルの無残な姿を見て「もしこれをやっているのが地球を調査するエイリアンだったら」と感じる心の豊かさ。海洋版のグーグルアースや、大統領が保護区を増やすきっかけになっていたり、シルビア・アール博士の海への愛がすごい。世の中の多くの女性はこうあるべきだ、と憧れのようなものを感じました。2015/04/01

boo

1
子ども達が読んでも分かるようにとされているが、なかなか難しい言葉が多いかなと感じた。もちろん大人が読む分には問題はありません。 中学生くらいが環境問題に目を向けるきっかけにはなりそうですね。今後の日本の進むべき道も示されていて、単純だけど海岸の清掃活動とかに参加したくなりました。2010/09/24

0
「深海の女王」は海洋探検家であり海洋学者である著者にニューヨーク・タイムズ誌がつけた愛称。彼女の探検はおもしろい。テクタイトという海中の実験室で2週間過ごしたとか、ジムという特殊な潜水服(表紙イラスト、中が1気圧に保たれる、四百数十キロ)を着て潜ったとか。ただ啓蒙主義的なのかな、著者の海洋保護の思想がちょっと行き過ぎているように感じた。彼女の言ったとおりの保護が実行された場合、人類や他の陸上の生物にどういう影響が出るのかの視点がかけている。他分野の研究者、とくに人類学者と協力する必要があるのでは。2013/05/17

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