ワールド・イズ・ブルー―乱獲、汚染、絶滅 母なる海に迫る危機

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ワールド・イズ・ブルー―乱獲、汚染、絶滅 母なる海に迫る危機

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863131125
  • NDC分類 452
  • Cコード C0025

内容説明

いま海を守らなければ、永遠にチャンスを逃すことになる。豊富な体験と最新の知見をもとに、海洋生態調査の第一人者が訴える「青い地球」の憂鬱な現実と明日への処方箋。

目次

第1部 海は無限じゃない―幻想が生んだ惨状(クジラのいない海;減りつづける魚たち;海のシステムを支える生き物たち;海はゴミ箱?)
第2部 危機の現実―海とともにある人類の運命(失われる生物多様性;海底に眠る資源;変わる気候、変わる化学組成)
第3部 海の未来のために―いま私たちがすべきこと(海を探る―知ることが第一歩;海を治める―海洋法と国際的な取り組み;海の恵みを育てる―賢い水産養殖とは;海を守る―海洋保護区の拡大を目指して)

著者等紹介

アール,シルビア・A.[アール,シルビアA.][Earle,Sylvia A.]
1935年米国ニュージャージー州生まれ。海洋探検家、海洋学者で、米ナショナル・ジオグラフィック協会付き研究者。ニューヨーク・タイムズ紙から「深海の女王陛下」「チョウザメ将軍」などのニックネームを与えられ、1998年にはタイム誌の「地球のヒーロー」に選ばれた。海洋生態系調査における第一人者として総計6500時間以上におよぶ70回以上の潜水遠征をし、水深1000メートルでの単独潜水を含むさまざまな潜水歴を持つ。2009年には、「世界を変えようとしている人物」に毎年贈られるTEDプライズを受賞

古賀祥子[コガサチコ]
東京外国語大学外国語学部英米語学科卒。コンピューターメーカー、外務省所管の公益法人勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

47

2
生命は海に育まれて生きてきましたが、今その海に何が起きているのか、皆さん知りましょう。という本。言わんとすることは分かる。分かるし、その熱意に敬意を払うべきであるのだが、いかんせん訴え方が感情的で心に響かない。最後の10ページで本書がほぼまとめられているので、とりあえずそこを読めばいいと思う。2011/10/27

かず

0
マグロを初めとする天然魚は大好きだけど、もうそんな贅沢は言ってられないようだ。漁業に限らず天然資源をただ取っていくという産業はどこかで行き詰まりを迎えるのは必然。未来のことを考えるとこれまでのライフスタイルを考え直し、再構築していかなければいけない 魚介類は大好きなんだかな あ~2011/01/26

mariyuni

0
生物多様性、特に海の保全に対して警鐘をならす一冊。海の環境悪化により、地球全体が危機に陥っていることを知り、背筋が寒くなった。重大な問題をわかりやすく、またユーモアも交えて書かれており、非常に読みやすい。2010/10/01

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