内容説明
秘書の呼び声につづいて、ひとりの男性が社長室に飛びこんできた。ローリーは思わず緊急ボタンを押す。だが目の前に立っていたのは、燃えるような赤い髪と輝く茶色の目をした男、ダン・モーガンだった。亡き夫ジェイソンが後継者として育てあげた甥、叔父とローリーの結婚に猛反対して、行方をくらましていた男だ。彼の突然の出現で、ローリーの身辺は急にあわただしくなる。ジェイソンの死を知らされたダンが、権利を主張し、社長の座をとり返そうと画策を始めたのだ。とうとうダンは、ローリーの家にまで乗りこんでくる。そして家の共同所有権を振りかざし、ここで彼女と一緒に暮らすと宣言した。
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