出版社内容情報
その日、世界が動いた---カメラが見た激動の時代から100の「特別な日」をピックアップし、選りすぐりの報道写真と同時代のテキストで生き生き伝える。
内容説明
写真という技術が世に生まれてから現代に至るまでの世界の特別な100日を、詳細な解説と共に、第一線のカメラマンの作品を通して語る一冊。
目次
1851年5月1日 第1回万国博覧会開催
1854年10月25日 「死の谷」へ向かった600の兵
1857年11月18日 英国軍、篭城の地獄絵
1858年1月30日 不運続きの超大型蒸気客船
1859年6月30日 激流の上の綱渡り
1863年7月3日 南北戦争、死の行進
1865年4月14日 リンカーン大統領暗殺
1869年5月10日 米大陸横断鉄道の完成
1869年11月17日 スエズ運河開通
1871年3月18日 パリ・コミューンの蜂起〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた2.0
19
戦乱、事件の写真も多いけど、鉄道が開通し、自動車が走り、飛行機が飛ぶという歴史の流れも感慨深い。2016/03/05
kei
16
再読。第二次世界大戦以降の歴史に疎いと実感しました。あの戦争が終わってもまだまだ世界は混沌としていたし、今も混沌としていますね。2020/11/21
お昼寝ニャンコ
16
再読。ナショナルジオグラフィック社発行。1851年第1回万国博覧会開催の写真から始まるこの本は、数度にわたる世界各地での戦争、紛争、日本への原爆投下、事件、事故、人類史上記録に残る発見などを当時の一流と言われたカメラマン達の写真でその瞬間を切り取った貴重な記録である。日本では報道上あまり見ることの無い遺体や処刑などの写真も含まれており衝撃を受けるが、まぎれも無い歴史上の真実の姿がそこにある。どれだけ悲惨でも、人類の歩んできた道筋を時折振り返り心に刻みつける事は、今に生きる私達の義務の様に思える。2016/04/12
ふう
14
世界の印象的な出来事を捉えた100枚の写真。それぞれの説明が、できたらもう少し分かりやすく、統一されていればもっと良かったのに (誰この人と思ったらそのあとの違う欄にさらっと書かれてたり)。知ってる写真も少しだけあったが、はじめて見るものがほとんど。この事件ではもっと有名な写真があるんじゃないかなーとか思ったりもした(これナショジオとゲッティイメージズなんだけど)2019/07/05
meg
13
本は値段じゃないけど、この本は安い!こんなに写真など豊富で学べていい本なのに。素晴らしいなあ。 歴史に残る出来事が簡潔に豊富で貴重な写真と共に載っている。興味深いところを掘り下げてみたい。2024/02/16
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