内容説明
ジャックの必死の警告も空しく、CTUロス支局は計画どおり爆破され、甚大な被害を受ける。しかも、爆破を手引きしたのはCTU元局員のニーナだった。最愛の妻の仇と相対したジャックは、激しい憤りを再燃させる。暴力的な雇い主ゲイリーの元から、彼の幼い娘メーガンを連れて逃げ出したキムは、誘拐容疑をかけられたうえ、ゲイリーに執拗に追われていた。一方、次女マリーの結婚式を控えた貿易会社社長ワーナーの邸宅では、マリーの姉ケイトの密かな調査により、新郎レーザがロス核爆弾テロの主犯と目されるサイエド・アリに資金援助をしていたことが明らかに。だが、その背後にはある人物の指示があった。折しも、中東テロ組織“第二の波”支援国大使が、パーマー大統領との会談直後に事故死。周囲に不穏な動きを感じ始めたパーマーの前に、別れた妻シェリーが現れ、驚くべき事実を告げる。その間も、核爆弾の脅威は徐々にロス市内に迫りつつあった…。ノンストップ・テレビシリーズ小説版、緊迫の第2巻。