ミナヅキトウカの思考実験

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

ミナヅキトウカの思考実験

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月28日 23時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 376p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784863113794
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第1回黒猫ミステリー賞受賞作!
水崎大学数学科に通う神前裕人は、ひょんなことから殺人事件の現場に遭遇。被疑者として警察署に連行されてしまう。嫌疑をかけられたままの状態に不安を感じた裕人は、刑事の促しに応じる形で、自身が通う大学の怪異研究会に足を運ぶことに。そこでオカルトマニアの水無月透華との出会いを果たした裕人の日常は、その日を境に一変。透華に振り回されながら、さまざまな事件の現場に足を踏み入れていくことに…。

街中で突如燃える女、棺の内側から響く物音、目だけくり抜かれた死体…
怪異の仕業とも取れる事件の真相を、「思考実験」をもとに導き出す超常×解決ミステリー!

内容説明

数学科に通う大学生の神前裕人は、新入生歓迎会の帰り道、ひょんなことから殺人事件の現場に遭遇。被疑者として警察署に連れていかれることとなる。一旦は拘束を解かれるも、嫌疑をかけられたままの状態に不安を感じた裕人は、捜査一課の刑事の促しに応じる形で、自身が通う大学の古びた会館に足を運ぶことに。怪異研究会のサークル部屋で、ソファに寝ていた哲学科の水無月透華との出会いを果たした裕人の日常は、その日を境に一変。透華に振り回されながら、さまざまな事件の現場に足を踏み入れていくことに…。街中で突如燃える女、棺の内側から響く物音、目だけくり抜かれた死体…怪異の仕業とも取れる事件の真相を、思考実験をもとに導き出す。超常×解決ミステリー!第1回黒猫ミステリー賞受賞作。

著者等紹介

佐月実[サツキミノリ]
1998年、茨城県生まれ。大学在学中にデビューを目指すも吉報なく、現在は駆け出し社会人として日々邁進中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロ

87
最初は思考実験って何だっけって思いながら読んでましたが、ミステリーと上手く混ざって楽しく読めました。思考実験ってマクスウェルの悪魔とかシュレーディンガーの猫とか名前が付いてて、それもまた興味を惹かれる部分ではありました。それと怪異の要素もあって何重にも奥深さがあり、それをとことん追求する水無月透華がとにかく魅力的に写りました。短編5作なのでとても読みやすいです。2023/10/17

aquamarine

70
街中で女性が突然燃え出した事件の現場に居合わせ、出会った刑事から同じ大学の水無月透華を紹介された神前裕人。その発火した女性の真相を皮切りに、葬儀の時に棺からした物音、AIによる死の予言…と彼女は怪異の仕業とも取れる事件の真相を「思考実験」をもとに導き出す。裕人が数学科ということもあって、「思考実験」に関する話題が数学的に語られ、とにかく面白い。最初は透華になかなか感情移入できずにいたが、後半になりそれがなぜかわかって納得。他のキャラも好みだった。ミステリとしては薄めだが、ちょっと変わったアプローチを堪能。2023/11/12

kou

68
思考実験を元にした連作短編集。タイトルから水無月透華は学者か博士か特殊捜査官と思っていたら、ただの大学生だったとは(笑)。警察も、そんなにホイホイ捜査資料を渡して良いのだろうか・・・?物語としてはサクッと読めて面白かった。是非、シリーズ化してもらいたい。2023/11/28

えみ

55
ミステリアスな彼女の忌憚ない妄言も、近付きすぎると堕ちてしまいそうな闇の香りも、すべてこの謎に編み込まれている最大の“心臓”であったなんて…「孤独」が強い物語だとは思っていたが、決定的な最後の事件で納得することができた。寧ろ幸福感でいま満たされている。試験管もマウスも出てこないけど、確実な実験によって炙り出された犯人という結果を冷静に認めた水無月透華を手放しで称えたい気分。怪異現象なのか人が起こした事件なのか。不可思議な状況で発生したその謎を、透華は否定しながら肯定する手法で解決していく。妖も人も紙一重。2023/12/23

さっちゃん

54
ミステリ×怪異×思考実験の連作短編集。怪異の存在を信じるが故にその仮説に穴がないかを考察し、結果的に怪異を否定してしまうことで事件を解決する水無月透華と、事件に巻き込まれたところを透華に助けられた神前裕人。人体発火や奇跡の予言、ドッペルゲンガーなどの謎を思考実験をもとにして解いていく。最終話は透華の過去エピソードで物語が一気に加速。まさかあの人が…。有名な思考実験ばかりで読みにくさはない。登場人物が少なく犯人は早い段階で想像がつくけれど、挿入される伝承や思考実験の話が読んでいて面白い。続編出たら読みたい!2023/10/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21483999
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。