出版社内容情報
海辺の丘にある大学の文芸部。ある真夏の一日の物語。「暮らしの小説大賞」受賞作家がつむぐ、不思議で切ない青春群像小説。海辺の丘にある大学の文芸部。
今年一番の暑さになるらしい7月最終の土曜日に、大学3年生の宇喜夫は自室で長編小説を書き終えた。今日、部室にくるはずのOGの花園先輩に見せようか否か……ひとしきり色々と悩んだ末、原稿ではなく一冊の文芸誌を手に、宇喜夫は部室を目指した。
同じ頃、文芸部室のPCの前で宗介はかたまっていた。いよいよ書くべきときがきたのだ、小説を。入部して三年、いよいよ書くのだ。
そしてさらに同じ頃、花園先輩も部室を訪れようとしていた。差し入れと、ちょっとしたインフォメーションを持って。
「暮らしの小説大賞」受賞作家がつむぐ、不思議で切ない青春群像小説。
1 七月 最終土曜日 朝 アパートの宇喜夫
2 ひなたの家の物語
3 七月 最終土曜日 午前 自宅の花園先輩
4 山姥異聞 花園先輩の担当教授へのメールと二つの添付ファイル
5 七月 最終土曜日 午前 文芸部室の宗介
6 最高のシャーペン
7 七月 最終土曜日 午後 文芸部室の宇喜夫と宗介
8 ぼんやり日記
9 七月 最終土曜日 午後 文芸部室の三人
10 冬の書店で
11 七月 最終土曜日 午後 文芸部室の三人
12 七月 最終土曜日 夕方 喫茶店の三人
丸山 浮草[マルヤマ ウキクサ]
丸山浮草(Ukikusa Maruyama)
1966年生。新潟県在住。
新潟大学法学部卒業後、地元デザイン会社企画課長を経て、フリーランスのコピーライター。
『ゴージャスなナポリタン』(第二回「暮らしの小説大賞」受賞/弊社刊)がある。
内容説明
海辺の丘にある大学の文芸部。今年一番の暑さになるらしい7月最終の土曜日に、大学3年生の宇喜夫は自室で長編小説を書き終えた。今日、部室にくるはずのOGの花園先輩に見せようか否か…ひとしきり色々と悩んだ末、原稿ではなく一冊の文芸誌を手に、宇喜夫は部室を目指した。同じ頃、文芸部室のPCの前で宗介はかたまっていた。いよいよ書くべきときがきたのだ、小説を。入部して三年、いよいよ書くのだ。そしてさらに同じ頃、花園先輩も部室を訪れようとしていた。差し入れと、ちょっとしたインフォメーションを持って。不思議で切ない青春群像小説。
著者等紹介
丸山浮草[マルヤマウキクサ]
1966年生まれ。新潟大学法学部卒業後、地元デザイン会社企画課長を経て、フリーランスのコピーライター。『ゴージャスなナポリタン』(第二回「暮らしの小説大賞」受賞/産業編集センター刊)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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りん