ゴージャスなナポリタン

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ゴージャスなナポリタン

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863111226
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第二回「暮らしの小説大賞」受賞作!  ※選考委員:飯島奈美、谷あきら、幅允孝

アラフォー世代の姿をリアルに描いた「俺の暮らしはどうなるのだろう」小説。

風変わりな文体、クセになる読後感......
選考会をざわつかせた平成のポップノベル、堂々登場!

 40歳を越えてなお独身、親と同居のひとりっ子、ともふささんは日本海を臨むとある町のしがないデザイン会社の文案担当。仕事はなかなかできるのだが、私生活は雑多な本の山に埋もれた部屋の、湿った万年床の上でうだうだ過ごす自堕落ぶりだ。貧乏から脱出しようという気概はなく、結婚生活にも挑めず、問題を先送りする日々を送っていたが、変化は突然、やって来た。大企業からのヘッドハンティング話、恋人の妊娠、父親の事故......。
 生意気な部下と腐れ縁の大男、生者と死者、焼きそばパンとナポリタン......などなどが入り乱れながら繰り広げられる「俺の暮らしはどうなるのだろう(不惑超えてんのに)」小説。

カバー:飯島奈美(調理、撮影)


目次
第一章 冷たいごはんの日々
ある一日
夏の嵐
橙色のちいさな部屋
夕焼けのタイムリープ
二週間前、深夜の出来事
なるようにしかならない

第二章 黄金色のI.W.ハーパー
炭水化物の夜
熊と消しゴムと金髪

第三章 ゴージャスなナポリタン
屋上の人
赤いマクドナルド
暗い忍耐
悲しみの霞が関
壊れたぬいぐるみのように
ある朝の日常
それはぬくもり
夕映えの本場所
あるオフィスの日常
ゴージャスなナポリタン
それでいいのだ
彼方からのメール
秋の朝、仕事の前に


著者紹介
丸山浮草(Ukikusa Maruyama)
1966年生まれ。新潟県在住。新潟大学法学部卒業後、地元デザイン会社企画課長を経て、フリーランスのコピーライター。『ゴージャスなナポリタン』で第二回「暮らしの小説大賞」を受賞しデビュー。

内容説明

生意気な部下と腐れ縁の大男、生者と死者、焼きそばパンとナポリタン…などなどが入り乱れながら繰り広げられる「俺の暮らしはどうなるのだろう(不惑超えてんのに)」小説。第二回暮らしの小説大賞受賞作!

著者等紹介

丸山浮草[マルヤマウキクサ]
1966年生まれ。新潟大学法学部卒業後、地元デザイン会社企画課長を経て、フリーランスのコピーライター。『ゴージャスなナポリタン』で第二回「暮らしの小説大賞」を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いたろう

59
ナポリタンは、昭和の香りただよう、まさに40代の心の料理。具を贅沢にしてみても、所詮は庶民の食べ物。この小説は、いろいろ事件があっても、周りから見ると平々凡々にしか見えない、さえない40代独身男の物語として、ナポリタンが象徴的。仕事はできない訳ではないのに、ただこなしているような仕事ぶり。親と同居して親の作った料理を食べ、漫画と本に埋もれる生活。恋人はいるのに結婚を考えるでもない。このままでいいのかと思うこともない訳ではないのに、やっぱりマイペース。共感も何も感じないのに妙に心に残る、不思議な読後感。2016/03/13

tokotoko

58
「くらしの小説大賞」受賞作品です。「くらしの小説」って、すごくいい響きです。どんなくらし?と思ったら、ある町のある核家族(父、母、息子)の息子の周りで起こる数々の出来事が詳細に記録されてました。文章と登場人物と、その登場人物達の頭の中が、ものすごーーく面白い!!のです。だから、一気に読めてしまいます。タイトルのゴージャスなナポリタンの作り方も圧巻。あとがきに、ちょこっと涙。この“くらし”の味ったら、最後の一口までいい出汁、出てました!2017/04/16

まるる

58
表紙のナポリタンに釣られて読んでみたら、さえないアラフォー独身男の日常を描く作品だった。個性的なゆるい文章が読みやすい。そのせいかシビアな事柄もクスっと笑って受け止められてしまう。シルバー川柳とかサラリーマン川柳のゴージャス版みたい。久しぶりに小説を読みながらクスクス笑った。特にひばりさんの死体目線が面白すぎる。日々の暮らしに疲れた時にフッと読み返したくなりそう。そしてナポリタンが食べたくなるっていう。2016/02/24

吾亦紅

33
第2回暮らしの小説大賞受賞作。選考委員が好みの方々だったので手に取った。善良で優しくて、すこしダメな感じの漂う主人公と彼をゆるやかに取り巻く人たちの暮らし。それぞれの普段の暮らしには、それなりの光と影がある。こんなんでいいのかな、おれ(わたし)…、そんな彼らと一緒にため息をついたり笑ったりした。スーパーにわざわざ行って、いつもよりゴージャスなナポリタン、作って食べたくなった。2019/05/19

fwhd8325

31
いわゆるジャケ買い。タイトルに惹かれました。だけど、どうも、この物語は読みにくい。私には合わなかったようです。それでも、ラストに持ってきたクライマックスは、見事だと思います。2016/06/03

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